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 職場でのストレスチェックを、パソコンのマウスで手軽に――。アルプス電気はそんな利用シーンを想定したデモンストレーションを、「MEDTEC Japan 2016」(2016年4月20~22日、東京ビッグサイト)で披露した。開発したバイタルセンサーと環境センサーを、マウスに組み込んだ。

マウス側面に「ウェアラブル近赤外分光センサ」、前面に環境センサー
マウス側面に「ウェアラブル近赤外分光センサ」、前面に環境センサー
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 酸素飽和度や脈拍に加え、貧血度などの指標となる“ヘモグロビン度”を測れる「ウェアラブル近赤外分光センサ」、そして温湿度などを測れる環境センサーを実装した(関連記事1同2)。マウスを使うという「普通の動作でストレス度などをチェックできる」(アルプス電気)。

 ウェアラブル近赤外分光センサは「MEDTEC Japan 2015」(2015年4月22~24日、東京ビッグサイト)で披露したもの。近赤外領域の2つの波長のLED光を使い、酸素と結合したヘモグロビン(オキシヘモグロビン)、および酸素と結合していないヘモグロビン(デオキシヘモグロビン)の量を測定する。これを基に酸素飽和度と脈拍を算出。オキシヘモグロビン/デオキシヘモグロビン量の時間的変化(ヘモグロビン度)も測れる。

 同センサについて今回は、人による毛細血管分布の違いや測定箇所などに関わらず、高精度の測定ができるようにした。2016年度に開発を完了し、2017年春をめどにサンプル出荷を始めたい考え。