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展示した心臓モデル
展示した心臓モデル
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心臓モデルをメスで切開したところ
心臓モデルをメスで切開したところ
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 エクシールコーポレーションは、メスでの切開や縫合が可能な生体モデルを開発、「MEDTEC Japan 2016」(2016年4月20~22日、東京ビッグサイト)で披露した。手術の練習モデルなどの用途を想定する。ブースでは心臓と血管のモデルを展示している。

 同社は昨年、同展示会で人体の触感を再現した「触診モデル」を展示。独自の超軟質ウレタンゲルを用いたモデルだった(関連記事)。しかし、この超軟質ウレタンゲルは粘着性が高く、触診モデルとしては使えるものの、手術練習モデルとしては適していなかった。

 そこで新たに、成分の大半が水で組成された水系ウレタンゲルを開発。これによりメスでの切開や縫合に耐えられる強度を実現したとする。

 展示した心臓などのモデルの作製には、まず3Dプリンターを用いた石膏モデルを用意。そこに、今回開発した水系ウレタンゲルを流し込んで型取りした。同社によれば、今回の材料は超音波の伝播速度が筋肉と近似しているため、超音波診断の練習素材としての用途も期待できるという。