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 「我々が新しい時代を提供する。(1回の充電で)600kmまで走れて毎日の足として使える電気自動車(EV)だ。ゴルフのディーゼル仕様車と同等の価格帯で、2020年に発売する」——。

 ドイツVolkswagen社がぶち上げた。こう宣言したのは、同社で乗用車部門トップを務めるHerbert Diess氏である。2016年9月29日(現地時間)、「パリモーターショー2016」の会場で開いた記者発表会で計画を明かし、新型のEVコンセプトカー「I.D.」を発表した(図1)。

図1 EVコンセプトカー「I.D.」
図1 EVコンセプトカー「I.D.」
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 VW社はI.D.を、70年前に登場した「ビートル」、そして40年前に販売が始まった「ゴルフ」に次ぐ「革新的なモデル」(同社)と位置付ける(図2)。Diess氏は「ビートルは多くの人に移動の自由を提供してきた。ゴルフはクルマに快適性の考えを持ち込んで顧客を満足させてきた。I.D.は次のステップ。クルマをスマートに利用する時代が来た」と訴えた。

図2 VW社乗用車部門トップのHerbert Diess氏が熱弁をふるった
図2 VW社乗用車部門トップのHerbert Diess氏が熱弁をふるった
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