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展示した移動式のVDT
展示した移動式のVDT
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固定式のVDT
固定式のVDT
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 島津エス・ディーは、病床で測定した患者のバイタルデータを簡単に取り込めるプラットフォーム「バイタルデータターミナル(VDT)」を「国際モダンホスピタルショウ2016」(2016年7月13~15日、東京ビッグサイト)に展示した。このほど京都大学医学部附属病院に約1100式納入した「固定式」に加え、今回は新たに「移動式」を披露した。

 京大病院に納入した固定式のVDTは、一般病床の各ベッドにほぼ1台ずつ設置するタイプ。NFCやBluetoothに対応する体温・血圧・脈拍・酸素飽和度・血糖値などの測定機器であれば、メーカーを問わずデータを取り込める。患者や看護師が身に付ける専用の検知用タグをVDTが自動検知。患者や看護師の情報とバイタルデータをひも付けて電子カルテへ送信できる。同病院では2016年5月に稼働・運用を始めた(関連記事)

 今回新たに披露した移動式のVDTは、固定式VDTと同じ機能を維持しながら、システムを移動用カートに集積したもの。看護師などがカートを移動させながら、患者のバイタルデータを取り込める。システムを導入する病院にとっては、各ベッドに1台ずつ設置する固定式に比べて、導入費用を抑えられるのが特徴だ。展示した移動式VDTはプロトタイプだが、「2017年の早い段階で(病院などへの)納入を始めたい」(島津エス・ディー)という。