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 「国際モダンホスピタルショウ2016」(2016年7月13~15日、東京ビッグサイト)では、富士通やソニーなどが医療・介護の現場に向けた電子ペーパーの活用を提案した。

 富士通の関連会社であるエフアイ・テックが展示したのは、31.2型の白黒電子ペーパーを利用した大型サイネージ。担当医師表や院内案内図などへの活用を提案する。

大型サイネージ
大型サイネージ
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 従来、印刷物(アナログ型)の担当医師表などを使っている病院には印刷物と同様の表示性能をアピール、液晶ディスプレーを使っている病院には省電力性能をアピールする。まもなく、病院向けに第1弾の納入・設置が始まるという。

 同じブース内で、富士通研究所による開発段階のプロトタイプとして披露していたのが、電子ペーパーを用いた「パーソナル・デジタルサイネージ」。手首に装着するサイネージで、患者ごとに必要な情報を無線配信し、表示させる使い方を想定する。

パーソナル・デジタルサイネージ
パーソナル・デジタルサイネージ
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 フレキシブルな電子ペーパーを腕時計のように利用しても、表示面がたるまないようなバンド機構を新たに開発した。今回は、「こうしたパーソナルサイネージのニーズを調査する」(説明員)ために展示したという。

 ソニーは、13.3型の白黒電子ペーパーを用いた「デジタルペーパー」を展示した。既に実用化されている端末だが、今後は医療・介護分野への展開も強化していく狙いだ。

デジタルペーパー
デジタルペーパー
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 表示画面に直接手書きができ、書き込んだデータを含めて無線LANでデータ転送できる。こうした特徴を生かして、問診票の手書き内容をデータ化し院内システムに転送するといった使い方を提案する。この他、救急・災害時の情報共有メモ、介護の記録用紙、レセプトチェックなどの用途を提案した。