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「認知症ケアソリューション」概要図(インフォコムのリリースより)
「認知症ケアソリューション」概要図(インフォコムのリリースより)
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 「認知症を患う親を家に残して出かけられない」――。そんな悩みを抱える家族に手を差し伸べるのが、インフォコムが開発した「認知症ケアソリューション」だ。クラウドを通じて外出先から認知症を患う家族の様子をうかがうことができる。「国際モダンホスピタルショウ2016」(2016年7月13~15日、東京ビッグサイト)に参考出展した。

 仕組みはこうだ。自宅に温度センサーと湿度センサーを搭載する専用デバイスを置くと、デバイスから温度と湿度の情報がクラウドに送られる。外出している家族は、タブレット端末やスマートフォンを使ってクラウドから自宅の温度と湿度情報をリアルタイムに取得することができる。

 部屋の温度が高くなったり湿度が低くなったりすると家族のタブレット端末などにアラートが表示される。現在のシステムは、アラートが鳴った後に、電話やビデオチャットで認知症の家族本人にエアコンを点けるよう促す必要があるが、「家族側から遠隔でエアコンを点けるなどのアプローチができないかと検討している」(インフォコムブースの説明員)。

ビーコン
ビーコン
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 さらに同社は、認知症の家族が家の外に出たりしていないかどうかを検知するセンサーも展示した。その1つがビーコンを使ったセンサーだ。リストバンドやペンダントのように身に着け、室内のデバイスと通信することで外出の有無を検知する。「身に着けるものは外してしまう場合があるので、使用形態を検討している」(説明員)という。