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 ホンダは、小型電気自動車(EV)のコンセプト車「Urban EV Concept」を発表した。同車を基にしたEVを2019年後半に欧州で発売する計画だ。EV専用に開発した新しいプラットフォーム(PF)を採用する。

 「IAA2017(フランクフルトモーターショー2017)」(一般公開日:2017年9月14~24日)で発表した。EVの発表と併せて、今後欧州で発売する全ての新型車にハイブリッドシステムを含めた電動化技術を搭載することを明らかにした。ホンダ社長の八郷隆弘氏は、「2025年までに欧州で発売する車両の2/3を電動車両にする」と語った。同社には、2030年までに世界で発売する車両の2/3を電動車両にする計画がある。欧州では5年前倒しで実現する考えだ。

 コンセプト車の全長は、ホンダの小型車「Jazz(日本名:フィット)」に比べて100mm短い約3900mm。新PFはリチウムイオン電池を床下に敷き詰められるようにして、航続距離を長くしやすくする。電池容量は明かさないが、「競合車に劣らない水準」(本田技術研究所執行役員四輪R&Dセンターパワートレイン開発統括の武石伊久雄氏)にする考えだ。200kmから300kmの間だろう。

 フランクフルトモーターショー2017では、ドイツ勢がこぞってEVを発表した。一方で2017年10月に「東京モーターショー2017」を控える日本勢の発表は控えめだったが、ホンダは新しいEVを発表して気を吐いた。武石氏は「(EVに対する)本気度の表れ」と意気込んだ。