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視覚評価用脳波計システムのモック図面
視覚評価用脳波計システムのモック図面
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ニューロテイラーメイドの全体計画イメージ
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対象とした脳活動の信号源と電流方向(頭表に投影した視覚誘発磁界分布)のイメージ
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 生理学研究所、東海光学、ミユキ技研は、個人の感覚特性を脳情報から取得するウエアラブル型の「視覚評価用脳波計システム」を共同で設計開発した。内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)における研究開発プログラム「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現」の一環として開発したもの。

 視覚評価用脳波計システムは、微妙な見え方の好みなど従来では言葉で表現しにくかった個人の感覚特性を、脳活動計測から客観的に取得できる。脳磁図(MEG)を用いて目的の脳活動の信号源と電流方向を明確にし、個人差(頭部形状、脳溝の向き)と電極の装着誤差に対応する。

 試作機では、信号源の位置ずれ・電流方向の多様性に対応する後頭5電極、前頭3電極の計8電極を設定し、誰でも簡便に装着できるアンプ一体型のヘッドセット型脳波計として設計した。アンプは既存の研究用脳波計をベースにヘッドセット形状に沿って内蔵できるように新規に設計開発し、無線LAN通信によるデータ通信も可能だ。

 感覚特性をもとにテイラーメイドした製品を提供する「ニューロテイラーメイド」の実現や、子供や発達障害などでの見え方の違いを客観的に評価する目的でも役立つデバイスになることが期待される。試作機は2016年10月4~7日に開催される「CEATEC JAPAN 2016」の東海光学ブースで展示される。