CEATEC JAPAN 2016
2016年10月4日(火)~7日(金)、幕張メッセにて開催
目次
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ホンダが3Dプリンターでボディー外装を製造、わずか2カ月
ホンダは、小型電気自動車(EV)「MC-β」のボディー外装を3Dプリンターで製造し、公開した。3Dプリンターを使うことで、意匠設計から製造まで2カ月と短い期間で開発できる。カブクが意匠設計を手掛けた。
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「熱と雑音の悩みをこれで解決」、巴川製紙所がCu繊維シート
巴川製紙所は、幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4日~7日)において報道機関向け会見を4日に開き、Cuと紙の両方の特性を持つというシート「銅繊維シート」を発表した。同社の熱・電気・電磁波制御向けブランドである「iCas」の製品の1つになる。
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ミツミ、電圧モニターICで充電時間を30%短縮
ミツミ電機は、急速充電に向けた電圧モニターICの新製品「MW3790」を「CEATEC Japan 2016」(2016年10月4〜7日、幕張メッセ)で展示した。従来は充電制御ICで電圧をモニターしていたため、経路抵抗の影響で電圧が下がり、充電電流が下がって充電に時間がかかるという課題があった。
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超音波素子アレーを使った空中触覚ディスプレーを展示
新光商事は「CEATEC Japan 2016」(2016年10月4〜7日、幕張メッセ)において「空中触覚ユニット付き非接触受付端末」を展示する。同社が販売する空中映像にタッチ・フリック動作ができる空中結像の操作装置「AIplay」に、超音波素子アレーを使った空中触覚システムを組み合わせ、空中のボ…
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タイコ、“動く”ハングライダーVRをデモ
タイコ エレクトロニクス ジャパンは、「CEATEC Japan 2016」(2016年10月4〜7日、幕張メッセ)で、ハングライダーのVR(バーチャルリアリティー)のデモを行っている。スイスTE Connectivity社がインターフェースケーブルを提供する台湾HTC社の「Vive」を用いたもの…
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太陽誘電、大電流向けの小型可変容量素子を展示
太陽誘電は、「CEATEC Japan 2016」(2016年10月4〜7日、幕張メッセ)において電圧により容量を制御できる可変容量素子の開発品を展示する。インピーダンスの調整に使うマッチング用デバイスと位置づける。小型でありながら大電流を扱えることが特徴。同製品を使ったワイヤレス給電のアンテナ位…
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3軸の動きを1つのモーターで実現する「3Dアクチュエータ」
パナソニックが展示
パナソニックが、パン、チルト、ロールの3軸の動きを1つのモーターで実現した「3Dアクチュエータ」を開発した。3Dアクチュエータを搭載したカメラスタビライザーを利用すると、カメラが大きく振動する状況下でも、ブレを補正してスムーズな動画を撮影できる(図1)。同社は2016年10月4日~7日に開催される…
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機械の稼動音から異常を検知
NTTデータは2016年10月3日、IoT技術を用いて設備機器の稼動音を可視化することで、異常検知・予防保全を支援する異音検知ソリューションを発表した。これまでベテラン技術者の耳で判断していた異音を、客観性に基づいて判別し、メンテナンス・予防保全できるようにした。まず、「CEATEC JAPAN 2…
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顧客対応に向けた3つのフィンテック、三菱UFJが展示
三菱UFJフィナンシャル・グループは、顧客対応向けの3種のフィンテック技術を、「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4日~7日)のブースで見せる。いずれも、グループ企業の三菱東京UFJ銀行からの出品である。
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「Pokémon GOはやっていない」、安倍首相ら3閣僚が祝辞
明日(2016年10月4日)に開幕を控えた「CEATEC JAPAN 2016」。前日(3日)の夕方から都内のホテルでオープニングレセプションが開かれた。内閣総理大臣の安倍晋三氏を筆頭に3閣僚が祝辞を述べるなど、幕張メッセの隣のホテルで開催される例年に比べて"豪華"だった。
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ベテランがいなくても予知保全、オムロンが考えるAI活用法
「これまでのオムロンは『Sensing & Control』の会社だった。今後は人工知能(AI)による『+Think』をコアメッセージとして発信したい」。そう語るのは、オムロン執行役員常務で最高技術責任者(CTO)兼技術・知財本部長の宮田喜一郎氏である。「Sensing」は現場から必要な情報を取り出…
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初出展のPFN、深層強化学習でドローン自律飛行
ディープラーニング(深層学習)技術に強みを持つベンチャー企業のPreferred Networksは、CEATEC に初出展する。目玉はドローンの自律飛行の実演。地面に置いた赤色に点灯するLEDのバーの上空は避けながら、ライトで示された目的地の上空に向けて自律的に飛行する。
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オムロンの搬送ロボットは、自ら地図を作って動き回る
工場や物流倉庫の搬送ロボット(AGV:Automated Guided Vehicle)といえば、磁気やレーザー、あるいは物理的なレールなどによってあらかじめ規定されたコースを動くものが多かった。しかし、オムロンが2017年1月20日に発売する「モバイルロボット LD」シリーズは、そのようなコースが…
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IoTに賭けるCEATEC、メディア向け先行公開始まる
出展社数が前年比で22%も増加
CEATEC Japan 2016が明日(2016年10月4日)から幕張メッセで始まる。前日の3日午後には、準備中のブースが多い中で、一部のブースでは、報道機関向けの先行公開が始まった。
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パナソニックの透明スクリーン、発端は“存在感が無いテレビ”
従来品の5倍以上のコントラスト比を実現、2017年2月発売
パナソニックは、従来の製品と比較して5倍以上のコントラスト比を実現した透明スクリーンを開発し、2017年2月に発売を予定する。この透明スクリーンは、プロジェクターを用いて映像を表示する時は、HD画像や動画を表示できる透過型のスクリーンになる。映像を映さない時は、透過率が約70%の透明なガラス板とな…
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8K放送を受信、ソシオネクストがISDB-S3対応の復調IC
ソシオネクストは、高度広帯域衛星デジタル放送⽅式(ISDB-S3)と複数搬送波伝送⽅式(ITU-T J.183)の両⽅式に対応したデジタル放送復調IC「SC1501A」を開発した。ISDB-S3と複数搬送波伝送⽅式の両方に対応した復調ICは世界で初めてだという。
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920MHz帯無線搭載でSDサイズのマイコンボード
ラピスセミコンダクタは2016年9月29日、マイコンボード「Lazurite」の新シリーズとして、SDカードサイズに小型化した「Lazurite Mini」シリーズを開発し、インターネット販売を開始すると発表した。第1弾として、920MHz帯無線通信を搭載したマイコンボード「Lazurite 920…
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非接触で脈拍測定できる車載用センサー
オムロン オートモーティブエレクトロニクス
オムロン オートモーティブエレクトロニクスは、車載環境下において非接触で脈拍を測定できるセンサーを開発した。運転手の健康状態をモニタリングする用途を想定する。
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個人の感覚特性を脳情報から測定するウエアラブル
生理学研究所、東海光学、ミユキ技研が共同開発
生理学研究所、東海光学、ミユキ技研は、個人の感覚特性を脳情報から取得するウエアラブル型の「視覚評価用脳波計システム」を共同で設計開発した。内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)における研究開発プログラム「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生…
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8K画像をPLCで伝送可能に、パナソニックがIPコア
パナソニックは、高速電力線通信「HD-PLC」で最大1Gビット/秒の通信を可能にする「HD-PLC Quatro Core」のIPコアを開発し、ICの開発者に向けて同IPコアのライセンスを2016年10月1日から開始する。「このIPコアを使うICを開発することで、HD-PLCを用いて8Kの映像が伝送…