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 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、CEATEC 2017(一般公開:10月3日~6日)の特別展示エリアである「IoT TOWN 2017」に出展し(関連記事1)、独自の仮想通貨「MUFGコイン」に関する展示やデモンストレーションを行った。同社は、昨年のCEATEC 2016に続き、IoT TOWNへの出展を果たした(関連記事2)。

MUFGコインのコーナーと、同コイン対応自販機の1号機。日経テクノロジーオンラインが撮影。
MUFGコインのコーナーと、同コイン対応自販機の1号機。日経テクノロジーオンラインが撮影。
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 MUFGコインは、外部のブロックチェーン技術をベースに2016年10月に開発に着手したもの。MUFGでは、スマートフォンのアプリケーションや、サーバー上のソフトウエア、サーバーとブロックチェーンを接続する系などを主に開発したという。現在、MUFGグループの1500人が社内で実証実験中である。会社の飲み会などで割り勘精算のときなどに利用されている。近くに対象者がいなくてスマホアプリで精算が済んだり、スマホアプリが備えるメッセージ機能を使うことで別にeメールを出す手間が省けたりすることが、実証実験者には好評だという。

MUFGコインの概要。同社のパネル。
MUFGコインの概要。同社のパネル。
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 今回の出展に当たり、同社は、MUFGコインを使える飲料の自動販売機を開発した。展示・デモされているのが、MUFGコインが使える初の自動販売機である。デモでは、スマホの指紋認証機能を使って本人確認した後で、スマホに登録してある本人情報をQRコードにしてスマホ画面上に表示する。このQRコードを自販機が読み取り、サーバーを経由して決済する。

スマホにQRコードを表示。日経テクノロジーオンラインが撮影。
スマホにQRコードを表示。日経テクノロジーオンラインが撮影。
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自販機の読み取り窓にQRコードをかざす。日経テクノロジーオンラインが撮影。
自販機の読み取り窓にQRコードをかざす。日経テクノロジーオンラインが撮影。
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 MUFGによれば、2017年度中にMUFGグループの半数以上の約8万人がMUFGコインを使えるように拡張する計画。また、グループ外にも対象を広げられるように、セキュリティーの強化などを図る。