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まずは脈波、体温・血中酸素飽和度も…

アプリ画面イメージ
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 サル―ステックは、測定する生体信号として、まず脈波に着目した。電気信号を空気の圧力に変換するスピーカー(圧電スピーカー)を、圧力センサーとして活用すれば、耳の中の圧力変化から脈波を測定することができるからだ。すでに、指先で測定した脈波や心電図と耳で測定した脈波の波形には「相関関係があることを確認した」(小川氏)という。現在は音楽を聴きながら画面上に脈拍数を表示できるAndroid用アプリも開発している。

 イヤホンの先端にセンサーを搭載すれば、脈波だけでなくさまざまな生体信号を測定できる。例えば、サーミスタを搭載して体温を測定したり、2波長LEDを搭載して血中酸素飽和度を検出したりすることを検討しているという。特に体温は、「耳の中から脇の下とほぼ同じ体温測定ができることが分かっている」(小川氏)。

イヤホンの先端にさまざまなセンサーを搭載する
イヤホンの先端にさまざまなセンサーを搭載する
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 全身に複数のセンサーを装着しなくても、「耳からさまざまな生体信号を得ることができる。そんなプラットフォームを作っていきたい」と小川氏は期待する。