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「1+1=2」になる

 徐々にデータを統合するためのNASとしてEMC Isilonが適している理由を谷澤氏は、簡単に容量を追加することが可能で、さらに容量を増やしても1つのボリュームで使うことができる点を挙げた。「多くの一般的なストレージは細かいボリュームに分かれていて、それをファイルシステムで1つのストレージに見せかけている。そのため(格納領域に)隙間ができたりして利用効率が悪くなる。既存のディスクに追加すると容量を上げたというより2つそろえた状態になる。Isilonの場合は1+1=2というイメージで、追加してもワンボリュームで使うことができることが最大のメリットだ」(谷澤氏)と説明。

 また、信頼性の高さという点では、ファイル単位にパリティ情報を付加して、データを1ファイルごとにチェックし、保護する方式を採用していることを挙げた。「1つのディスクが4T、8Tバイトという大容量になった今、ディスク障害が起きたときRAID5で保護しているといっても、4Tバイトのディスクではリブートに2日以上かかる。その間に他のディスクが故障すれば、そのRAIDグループすべてのデータが破損する。そのためIsilonではRAID技術は使っていない」(谷澤氏)と理由を説明した。

 この他、EMC Isilonの優位性について、複数の部門で利用してもムダなくストレージの領域を利用できること、予定外の一部のデータが非常に大きくなってもディレクトリーの拡張で対応可能な柔軟なディレクトリー単位の運用ができる点を挙げた。

 最後に谷澤氏は、「Isilonは、海外のライフサイエンス分野ではゲノムシーケンサーのストレージとして、20P(ペタ)、40Pバイトのデータをワンボリュームで管理している」と、次世代ヘルスケアシステムのストレージとして豊富な実績を有していることを示した。