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開場となったホテル 筆者撮影。
開場となったホテル 筆者撮影。
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Program ChairのW. Eklow氏 筆者撮影。
Program ChairのW. Eklow氏 筆者撮影。
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 2015年のITC(International Test Conference)は、10月4日~9日に米国カリフォルニア州アナハイムで開催された。アナハイムでの開催は一昨年に続いて4回目。昨年の雨が降りしきるシアトルとは対照的に、今回もアナハイムは晴天続きだった。ディズニーランド開園60年に沸くディズニーランドホテルのコンベンションセンターでの活発な議論は、30℃を超える外の暑さにも負けない熱さであった。

 ITCはテスト技術に関する世界最大の国際会議で、論文発表をはじめ種々のイベントを開催しており、世界各国からエンジニア、研究者が多数参加している。第46回となる今回のITCは、昨年のシアトルから「Diamond Jubilee」一色のアナハイムに戻り、暑くて熱い会議となった。

 前回のITC 2014がさまざまな意味で従来とは違っていたのに対して(日経テクノロジーオンライン関連記事1)、今回は従来からの大幅な変更はなかった。論文の採用に関しては、昨年より40%以上少ない138件の投稿に対して、42件が採択された(採択率30%)。実際の論文セッションは、昨年と同様に招待講演を多く取り込み、25セッション73件の発表があった。昨年から始まったWebベースの発表評価(Yellow Card)は、スマートフォンでの使い勝手が良く好評だった。

日本の論文採択数が2位に復帰

 会議参加者数は1500名程度と昨年よりやや減少、日本からの参加者も20名強と例年より少なかった昨年をさらに下回った。ただ、論文発表においては全体採択件数の減少にもかかわらず、日本からの論文は昨年より多い5件文が採択された。久しぶりに台湾を抜いて2位に復帰した(1位は当然ながらダントツの米国で21件)。

 ITCでは論文発表の3日間を中心とする6日間を「ITC Testweek」と呼び、さまざまなイベントを設けている。今年も10月4日と5日の両日に計12件のチュートリアル(全て半日)が開催されたのを皮切りに、メインとなる10月6日~8日には、3件の基調講演をはじめとして、25セッション73件の論文発表、2セッション3件のエンベッドチュートリアル、3件のパネル討論、13件の企業フォーラム、42件のポスター展示などが開催され、10月8日と9日の3件の併設ワークショップまで、多くのテスト技術関連行事が集中して実施された。