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便の排泄予測にも対応へ、そしてグランプリは…

 最後に登壇したのはトリプル・ダブリュー・ジャパン CEOの中西敦士氏。「高齢化社会のなかで失禁が大きな課題になっている」として、介護施設や個人に提供している排泄予測デバイス「DFree」の特徴を説明した。

トリプル・ダブリュー・ジャパン CEOの中西敦士氏
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トリプル・ダブリュー・ジャパン CEOの中西敦士氏

 日本では介護施設にいる高齢者の7%に失禁の課題があり、2~3時間ごとに介護者がトイレに連れていく必要があるという。この課題を解決するために超音波センサーで膀胱の変化を捉え、いつトイレに連れて行けばいいかをアプリに通知するDFreeを開発した。

 2017年から介護施設などの法人向けサービスとして「DFree 排泄予測サービス」を提供しており、2018年には個人向けサービス「DFree Personal」の販売・提供を開始した。価格は4万9800円(税別)。今後は海外への展開も拡大していく。9月に米国参入を果たし、11月には欧州に参入する予定。

 排泄の予測だけでなく、データを分析することで、なぜ失禁になるのかといった評価にも使えるとする。尿だけでなく便に対応したDFreeも手掛けており、2018年内にアプリの開発を完了する予定。さらに中西氏は「超音波は安全で経済的のため、膀胱だけでなく他の臓器への応用も考えたい」とした。

 8社の最終プレゼンの結果、グランプリはトリプル・ダブリュー・ジャパンが受賞した。