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三重県工業研究所 電子機械研究課 課長で主幹研究員の増田峰知氏
三重県工業研究所 電子機械研究課 課長で主幹研究員の増田峰知氏
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「みえ医療機器コンソーシアム」出展ブース
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 三重県内の5つの企業から成る「みえ医療機器コンソーシアム」。自動車産業や電機産業が盛んな地域であり、優れた精密加工技術を有するという点を生かし、医療機器産業への参入を目指している。みえ医療機器コンソーシアムのアドバイザーを務める三重県工業研究所 電子機械研究課 課長で主幹研究員の増田峰知氏は「デジタルヘルスDAYS 2016」(2016年10月19~21日、主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)のオープンシアターに登壇。同コンソーシアムの取り組みについて講演した。

 医療機器参入にあたり、着目したのは人の骨格の中心である脊椎だ。治療で脊椎を削る場合、弱くなったところをインプラントで補強する必要がある。削る場所や量による骨強度の変化は定量的な評価が必要だ。しかし、これまでは「整形外科医の経験によって定性的に判断していた」(増田氏)。

 そこで同コンソーシアムでは、「脊椎強度評価試験機」を作成。脊椎は空間6自由度の動きを持つため、「位置(角度)と力(トルク)を軸ごとに任意選択できるようにし、全方向の強度特性から脊椎の可動性を測定できるようにした」(増田氏)。同試験機を使い、脊椎の変形挙動や関節の回転中心の測定、インプラント固定の効果などを測定することができるという。