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病棟業務で利用が進むパーソナルデバイス

 もう1つの事業の柱であるパーソナルデバイスは、Windows10リリース以降、タブレットPCのSurface以外にも様々なデバイスを発表した。「Surfaceについては、国内の医療機関の採用が増えてきた」とし、横浜市立みなと赤十字病院の事例を紹介した。

 同病院における運用では、特に病棟ラウンド、ベッドサイド業務で活用。「カルテ画面を見せたり、服薬指導時に画面を見せながら指導したりといった、着脱式キーボードの利点を活かして手軽にベッドサイドで利用されている。また、搭載されたカメラの精度が向上しており、褥瘡の撮影から電子カルテへのアップロードといった一連の業務効率に寄与している」とした。

 医療機関のスマートフォン導入は、「PHSよりスマートフォン安価になっていることもあり、(病棟用)PDAと統合した運用をスマートフォンに切り替える施設が増えてきた」とし、3点認証やナースコールに対応可能なパナソニックの「TOUGHPAD FZ-N1」の機能を紹介(関連記事)

 また、日本国内では販売していないが、腕輪型のウエアラブルデバイス「Microsoft Band」、84インチ/55インチ大型ディスプレイにWindows10コンピューターを実装した「Surface Hub」、拡張現実を利用したゴーグル型のデバイス「HoloLens」といった製品も紹介した。

医学生の研修などに活用されるHoloLens(資料提供:日本マイクロソフト)
医学生の研修などに活用されるHoloLens(資料提供:日本マイクロソフト)
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 Microsoft Bandは、フィットネストラッカー機能、GPS、心拍モニターなどを搭載し、PHRのデータ収集として活用。Surface HubはSkypeとOfficeがプリインストールされており、米国の医療機関では遠隔地の専門医とのテレカンファレンス、インフォームドコンセント、大学病院での研究・教育・研修などに使われているという。HoloLensはゴーグル内にWindows10を搭載しており、ヘッドマウントディスプレイとして着用。医学生が3Dホログラムで表現された人体解剖画像などを研修の際に活用。「国内ではJALがパイロット訓練に活用している」という。