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 米国の半導体関連企業が集うカンファレンス「euroasiaPRESS 1:1」が2015年10月12~16日に開催され、各社の戦略や一押しの新製品が披露された。アジアや欧州のメディアを対象とする同カンファレンスでは、従来はシリコンバレーに本拠地を構える企業が参加していた。だが、2015年は新顔として電子部品を販売する米Mouser Electronics社が加わった。

 Mouser社は、機器開発の初期段階で設計者が必要とする少量の電子部品の供給を得意とし、電子部品の在庫確保と世界各地に向けた発送を本社があるテキサス州マンスフィールドの物流拠点1カ所ですべて担う。euroasiaPRESS 1:1においてMouser社は、マンスフィールドの同社オフィスに参加者を集めて物流拠点を参加者に公開するとともに、49万2000フィート四方ある現在の物流拠点を拡大し、2016年初頭には25万フィート四方を加えて約1.5倍に増強することを明らかにした。

Mouser社の本社。物流拠点もここに設置する。広大な遊休地に物流拠点を拡大する(写真:Mouser社)
Mouser社の本社。物流拠点もここに設置する。広大な遊休地に物流拠点を拡大する(写真:Mouser社)
 Mouser社は顧客が競争力のある機器をすぐに新規設計できるように、電子部品などの新製品を積極的に在庫確保している。その上で顧客にとって「新製品はMouser社から手に入るように」(同社Senior VP of EMEA&APAC BusinessのMark Burr-Lonnen氏)、「New Product Introduction(NPI)」をスローガンに掲げて新製品情報の発信を強化して種類の多さと取り扱い時期の早期化を図っているとする。
Mouser社Senior VP of EMEA&APAC BusinessのMark Burr-Lonnen氏
Mouser社Senior VP of EMEA&APAC BusinessのMark Burr-Lonnen氏
 2015年は1カ月当たりの新製品点数は185品目であり、「競合他社の117品種に比べてMouser社は圧倒的に多い」(同社VP of Technical MarketingのKevin Hess氏)とし、過去12カ月間で供給可能になった新製品は2200種類に上り、Mouser社に電子部品を供給するパートナー企業は500社を超えたという。現在、在庫として確保している電子部品の種類は65万品種を超え、多様な注文に応えられるとする。
Mouser社VP of Technical MarketingのKevin Hess氏
Mouser社VP of Technical MarketingのKevin Hess氏