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電子カルテ基盤拡張による整備が現実的

 菊地氏はこれらの課題を踏まえた上で、病院のコミュニケーション基盤に求められる条件として、医療安全、コスト、経営判断の3つを上げる。医療安全とは、患者と安全に接するために正確かつリアルタイムに近い情報を提供できること。コストとは、職場環境を改善して看護師や医師の離職率を下げ、結果的にリクルート費用を含めた間接費を削減すること。そして経営判断とは、経営判断に寄与する情報をスピーディに提供することである。

 これらの条件を満たすには、コミュニケーションツールをバラバラに選択するのではなく、共通基盤を整備するほうがコストメリットが高い。ただし、コミュニケーション基盤の整備という名目だけでの予算化は難しいため、電子カルテ端末として持ち運びが便利なタブレット兼用の2 in 1ノートパソコンを導入しながら、電子カルテ基盤の拡張としてステップバイステップで整備していくやり方が現実的だという。

■変更履歴
本文および写真キャプションで講演者のお名前を「菊池」としていましたが、正しくは「菊地」となります。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2015/11/25 16:00]