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8K、60フレーム/秒のイメージセンサー

 IoT分野で今後市場が大きく伸びるとみられているのが、監視カメラの分野である。より鮮明な画像を撮ることで、いちはやく危険を察知したり、不審者を特定したりできるようにする要望が強い。そこで、監視カメラ分野でも解像度向上に向けた開発競争が激しくなっている。

 現行製品はフルHDが主流で、4K製品が徐々に登場している段階。その次世代の監視カメラ向けに8Kのイメージセンサーを試作したのがパナソニックだ(図8)。有機薄膜を利用した同社独自のセンサーで、8Kながらフレーム速度が60フレーム/秒と高いのが特徴である。非常に暗い場所を撮影するための「高感度モード」と、非常に明るい場所を撮影するための「高飽和モード」の2つを備える。高飽和モードでは、飽和レベルは45万電子と、高感度モードの10倍の値である。グローバルシャッター機能にも対応しており、高速に動く物体でも歪みのない映像を撮影できることを示した(図9)

図8 パナソニックが試作した有機薄膜イメージセンサー
図8 パナソニックが試作した有機薄膜イメージセンサー
(図:ISSCC)
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図9 有機薄膜イメージセンサーで撮影した画像の例
図9 有機薄膜イメージセンサーで撮影した画像の例
(図:ISSCC)
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