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10万luxの晴天下でも200mまで測距

 東芝は、10万luxの晴天下でも200mまでの長距離を高精度、かつ高解像に測定できるLiDAR用SoCと独自の平均化アルゴリズムを開発した。SoCは、アナログ-デジタル(A-D)変換を用いる遠距離測距系と、時間-デジタル(T-D)変換を用いる近距離測距系から成るハイブリッド構成である。200mまでを誤差0.125%で測距可能にした。強い太陽光下で200mを測定するために、単純に画素平均する従来手法に比べ、同一物体のみを選択的に平均化するアルゴリズムにより解像度を4倍に改善した。高速道路走行中の障害物早期検知と市街地における歩行者の見落とし低減につながり、より安全で高度な自動運転システム実現への貢献が期待できる。

 併設デモセッションでは、10件中7件のデモが実施された。ソニーの動き検出イメージセンサーのデモ、パナソニック、NHKの8Kの静止画、動画デモの他、測距センサーとして、Microsoftが全周囲3Dリアルタイム取得を、東芝のLiDARが200mの長距離に加えデモ会場という場を利用した近距離計測を披露し、イメージセンサーのブースは盛況だった。

 ISSCCでは、優秀なデモ展示がデモアワードとして次年度の会議で表彰されるが、2017年のデモアワードをソニーのイメージセンサーが獲得した。2016年のパナソニックに続き、2年連続の日本勢イメージセンサーの表彰となった。