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大容量ReRAMマクロや高速MRAMマクロが登場

 これまで紹介したSRAM、DRAM、フラッシュメモリーのセッションでは、従来通りのメモリーの大容量化、高密度化、高速化といった世代進展の王道を着実に進んでいることが示された。一方、以下で紹介するメモリーとテクノロジーディレクションとの共同開催となった2つのセッションでは、高速の新規メモリー(ReRAM, MRAM)やメモリー技術の機械学習/AI分野への応用に関する発表が行われ、さらに高い注目を集めた。

 Session 30:Emerging Memoriesは最大で380人の聴衆を集め、1件の11Mビット(256k×44)の大容量混載ReRAMマクロ(台湾TSMCが講演番号 30.1で発表)と、2件の高速MRAMマクロ(米University of Michiganが講演番号 30.2で読み出し時間2.8nsのマクロを、台湾National Tsing Hua Universityが同30.3で同時間1.3nsのマクロをそれぞれ発表)が紹介された。それぞれデータの書き込みばらつきを減らす工夫や読み出すセンスアンプ回路にばらつきをキャンセルする方式を採用するなどして、動作マージン増や高速化を図った。高速不揮発メモリーへの期待は依然として大きく活発な質疑応答が行われていた。