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Siemens社取締役のKlaus Helmrich氏
Siemens社取締役のKlaus Helmrich氏
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 「工場の柔軟性を高めたい顧客に対しては、クラウド型IoT基盤を提案していく」――。ドイツSiemens社取締役のKlaus Helmrich氏は「SPS IPC Drives 2016」(2016年11月22~24日、ドイツ・ニュルンベルク)で開いた記者会見において、同社のクラウド型IoT基盤「MindSphere」を強化する方針を示した。既にMindSphereを活用して生産性向上を実現した事例が現れ始めているという。

 MindSphereは、ドイツSAP社の「SAP HANA cloud platform」をベースとする製造業向けクラウド型IoT基盤。MindSphereでは、Siemens社やサードパーティー企業が開発したさまざまなアプリケーション(MindApps)が利用できるようになっており、スマート工場の実現を目指すエンドユーザーやそれを支援するシステムインテグレーターが多様な機能を手軽に取り込める。例えば、工場の現場で収集した機械の稼働データをMindSphereのアプリケーションで分析し、その分析結果を現場にフィードバックすることも可能だ。サードパーティー企業のアプリケーションが動作するオープンなIoT基盤という意味では、ファナックの「FIELD system」と目指しているところが近いかもしれない。

MindSphereで実現するサービスのイメージ
MindSphereで実現するサービスのイメージ
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