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 有機ELパネル専業メーカーのJOLED(東京都千代田区)は、台湾ASUSTeK Computer社(ASUS)へ、21.6型4Kの印刷方式有機ELパネルのサンプル提供を開始したと発表した。ASUS社が「CES 2018」(2018年1月9~12日、米国ラスベガス)で発表する業務用モニター「ASUS ProArt PQ22UC」に使用される。

ASUS社が発表予定の業務用モニター「ASUS ProArt PQ22UC」
ASUS社が発表予定の業務用モニター「ASUS ProArt PQ22UC」

 ASUS社はプレスリリースの中で、今回採用したJOLEDの有機ELパネルに関して、(1)色再現性、(2)コントラスト比、(3)応答速度の優位性について強調している。

 (1)色再現性については、RGBストライプの画素配列の有機EL技術がもたらす高い色純度により、ASUS社がCESで発表するモニター(PQ22UC)はデジタルシネマの色空間の標準規格「DCI-P3」の99%をカバーしているとする。(2)コントラスト比については、100万対1を実現していることや、10ビットの色深度を持つことを挙げている。(3)応答速度については、最速0.1msと高速応答であり、動きの速いビデオやアニメーションの表示において卓越した性能を実現するとアピールしている。

 JOLEDは、ソニーとパナソニックの有機ELパネル開発部門を統合した、有機ELパネル専業メーカーである。「RGB印刷方式」による有機ELパネルを世界で初めて製品化し、2017年12月5日に、今回のASUS社向けと同じ21.6型4K仕様の印刷方式有機ELパネルをソニーの医療用モニター向けに出荷していた(関連記事)。

 JOLEDはソニーへの出荷やASUS社へのサンプル提供を足がかりとして、20型前後の中型の業務用モニター市場における印刷方式有機ELパネルの浸透を目指す。