Watsonが栄養士をサポート
FiNCのダイエットサービスでは、ユーザーがスマートフォンアプリで食事内容を画像で投稿。投稿内容と各種の検査データを栄養士などの専門家が分析し、適切な食事習慣をうながす指導を行う。
このサービスでFiNCが抱えてきた課題に、「専門家の教育や品質担保にコストがかかる」(南野氏)ことがある。専門家向けの教育/資格発行や実習/添削、質問/問い合わせ対応などが大きな負荷となってきた。
そこで、専門家のアドバイザー(サポーター)としてWatsonを使うというのがFiNCの着想だ。同社はこれまでのサービスを通じ、ユーザーの生体情報やライフログに関するデータを蓄積している。これをWatsonと組み合わせて使う。