PR

効率的な情報共有も可能に

「写真のアップロードが容易なので、情報共有がしやすい」と話す、愛仁会千船在宅サービスセンター所長の大澤増子氏
「写真のアップロードが容易なので、情報共有がしやすい」と話す、愛仁会千船在宅サービスセンター所長の大澤増子氏
[画像のクリックで拡大表示]

 効率的な情報共有も可能になった。に〜よん医療ネットでは、患者情報を共有する際に、iPadの内蔵カメラで撮影した写真や動画を添付できる。褥瘡などの皮膚病変や、定量的な指標がない顔のむくみなど、言葉で表現しにくい状態でも写真や動画なら伝わりやすい。

 「従来は、訪問看護師が患部の様子や吐しゃ物などを撮影した写真を主治医に届けに行く必要があり、診療時間中でないと受け取ってもらえないなどの煩わしさがあった。今は画像をアップロードすればいいので便利だ」と大澤氏。サマリー入力の手間を省くため、電子カルテに入力した情報を写真撮影して画像として投稿するケースも多いという。

 情報共有ツールの導入で、在宅診療チーム内でのコミュニケーションは増している。田井氏は従来、看護職や介護職からファクスによる報告を受けても、特段の指示がある場合を除いてほぼ返事はしていなかった。システムを利用してからは、投稿コメントに対し一言でも返信するよう心がけているという。「コミュニケーションのハードルが下がり、看護師や介護職との密な意思疎通ができるようになった。これが診療上のトラブルを未然に防ぐことにもつながるのではないか」と田井氏は話している。