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 新規事業開発において、自社のコア技術を活用することは、事業を成功させるための重要な要素の1つです。コア技術とは、他社と比較して強みを持つ技術資源であり、新規事業開発の観点では、事業の差別化に寄与する特徴的な技術を指します。コア技術を活用することで生み出される差別化は、事業の競争優位の確保につながります。

社内技術調査によるコア技術特定

 新規事業開発を検討する際、コア技術を特定するためには、自社の保有する要素技術を体系的に整理した上で、多角的な視点で評価する必要があります。多くの企業では、特許情報などを基軸として、技術を棚卸した技術一覧を作成しています。

 しかしながら、整理した技術を評価し、コア技術の特定に活用できていない企業が多く見受けられます。新規事業の創出を目的として技術の棚卸に取り組む際には、技術を羅列した一覧だけでなく、コア技術の特定に結び付けることが大切です。今回は、新規事業開発における社内技術調査の進め方を、3つのステップに分けて紹介します(図1)。

図1●社内技術調査の進め方
図1●社内技術調査の進め方
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