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再製造だけでは「それほど利益は得られない」

 収支面で、再製造SUDを手掛けるメリットはあるのか。ホギメディカル 営業管理部 次長 兼 オペラマスタープロダクトマネージャーの吉留廣幸氏は、再製造SUDだけでは「正直それほどの利益は見込めない」と言う。SUDは医療機関から買い取る上、分解や洗浄などの工程やトレーサビリティーを確保するためのシステム構築にもコストがかかるからだ。

使用済みSUDを仕分けしている様子
使用済みSUDを仕分けしている様子
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 そこで同社では、一人の患者の手術に合わせて、ガーゼなどの消耗品と再製造したSUD、鋼製器具を一つのパッケージとして提供するサービスを検討しているという。消耗品に関しては、術前と術中、術後に必要になる綿テープや輸液チューブ、ドレープなどを一式まとめた「プレミアムキット」を提供するサービスを既に行っている。ここに新たに再製造SUDなどを加えてパッケージにしたい考えである。

 現在、医療機関では消耗品やSUD、鋼製器具を人手をかけて用意している。パッケージとして手術の準備や術後のケアに必要な物品を提供することで、「人手にかかるコストを削減したい」と吉留氏はサービスの狙いを語る。