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医療秘書は自ら勉強するようになる

 医療秘書を雇用できる人数(コスト)は、医師事務作業補助体制加算で一般病床数によって決まってくるため、当院では(コスト上は)1人しか配置できないことになります。しかし、現在は4人が従事しています。医師の生産性を上げるためには、医療秘書は絶対いた方がいいと思うからです。経費負担を診療報酬でカバーできるよう緩和されれば、もっと医療秘書の活用が広まるのではと考えています。

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 診療現場での医療秘書の位置付けが高くなると、自ら医療の勉強をするようにもなります。当院では超音波診断装置をすべての外来診察室に配置し、肩や腰の疼痛に対して相当数のエコーガイド下筋膜リリース注射を実施しています。医療秘書はそうした処置を理解しており、言われなくとも「肩甲挙筋リリース」などと自ら入力するようになる。

 われわれ医師が指導したわけではないですが、医療秘書は自分たちの現場で行われていることを知りたいと思うようになるのです。そのため、理学療法士と勉強会を行って自ら学んだりしているようです。こうしてスタッフが現場でどんどん育っていき、それが彼ら彼女らの“やりがい”にもなっているのではと感じています。(談)