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本記事は、電子情報通信学会発行の機関誌『電子情報通信学会誌』Vol.99 No.10に掲載されたものの抜粋です。全文を閲覧するには電子情報通信学会の会員登録が必要です。会員登録に関して詳しくはこちらから(電子情報通信学会の「入会のページ」へのリンク)。全文を閲覧するにはこちらから(電子情報通信学会のホームページ内、当該記事へのリンク)。『電子情報通信学会誌』の最新号はこちら(最新号目次へのリンク)。電子情報通信学会の検索システムはこちら(「I-Scover」へのリンク)。

1.はじめに

 “オール広島”での産学官医連携体制により広島地域の産業発展に臨む取組みがこの「広島発高齢者見守り支援システム開発プロジェクト(以降、本プロジェクト)」である。本プロジェクトは、地元の広島市立大学の技術「earable(注1)、(1)~(6)、イアラブル」を活用した生活・医療健康情報が計測可能な外耳装用型ウェアラブルコンピュータ(以後、スマートイヤホン(用語))の開発と、これを利用して高齢者の見守りや健康管理を支援するスマートフォン用アプリケーションやクラウドサービスシステムの開発を広島地域の産学官医が連携し行うものである。この取組みを通じて、地域の産業発展のため、広島地域の中心的な産業である自動車関連産業及びICT関連産業等の地元企業に、これまでとは異なる医療・福祉関連分野への参入を促すことを目的としている。本プロジェクトは平成25~27年度までの3年間にわたって「高齢者見守り支援システム(スマートイヤホン、スマートフォン用アプリケーション、クラウドサービスシステム)の開発」及びそれを用いた高齢者見守りの「実証実験」を実施するものである。

(注1)earableは登録商標です。

用語解説:スマートイヤホン 多機能イヤホンを指す。音声出力機能に加え、生体計測機能や情報処理機能、そして通信機能などを持つ。