ユーザーとの結びつきを重視

 スポーツにおけるパートナーシップについて吉村氏は、「スポンサーシップ、我々はパートナーシップと呼んでいますが、スポーツにおけるパートナーシップには非常に価値を見出している」と話す。

 吉村氏「あるリサーチ会社の調査によると、2014年時点の世界のスポンサーシップ市場では北米が最大で約21兆円。しかも右肩上がりで増え続けているのが特徴です。もう一点、特筆すべきは21兆円のうち、13兆円がスポーツに使われていることです。2位にはコンサートやテレビといったエンタメが続きますが、その数字は約10%で2兆円ほどです。感覚的にはエンタメの方が大きいように思いがちですが、実はスポーツの方が大きい。なおかつ、米国は結果を求めることが多い国です。その中で増加傾向にあるということは、スポーツの価値が非常に認められているということだと思います」

 「日本企業ではよく“松竹梅”を出してと言われますが、基本的にお断りしています。私たち営業としては、お客さんの目的によって内容をカスタマイズしています。 “我々自身がどういったお客さんになら、しっかり価値を届けられるのか”“我々の価値が最大限に活かせるのか”、そういったことをきちんと調べています。お客さんのニーズやキャラクターを理解する、その上で自分たちには何ができるのか、それをプレゼンした上で契約を結ばせていただいています」(同氏)