選手で異なる保険料率

 保険料はチケット代などによって変わってくるが、下の画面の場合は、100ドルのチケット代に対して9.81ドルをFansureに支払う必要がある。つまり、ユーザーはFansureに「50%の返金である50ドルを保証」してもらう代わりに、この保険料を追加で支払う。109.81ドルを支払い、お目当ての選手が出場しなかった場合は50ドルが返ってくるわけだ。多くの場合は保険金は数ドル程度で、Fansureにとってはこれが収入源であり、返金の原資になる。

 保険料のチケット代に対するコスト比率は、同社独自のアルゴリズムによって選手ごとに決めている。例えば、ロサンゼルス・レイカーズのスター選手、レブロン・ジェームズ選手の場合、50%返金のコスト比率は最低7.5%、100%返金では同15%に設定されている。それがゴールデンステート・ウォリアーズのステファン・カリー選手の場合はそれぞれ、7%、14.5%となっている。

選手によって、ユーザーが支払う保険料のチケット代に対するコスト比率が異なる
選手によって、ユーザーが支払う保険料のチケット代に対するコスト比率が異なる
(図:Fansure)
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 Fansureは宇宙航空工学のバックグランドを持つVijay Shravah氏が起業し、サービスを2017年10月に開始したという。米国ではプロスポーツの試合のチケット代が年々高騰している。チケット代は平日や休日、クリスマスシーズンなどによって変動するが、NBAでは人気の試合の場合は1席で数万円以上のケースも珍しくない。その点で、Fansureのようなサービスが市民権を得る可能性はあるだろう。