スポーツとイノベーション
目次
-
進化と深化続けるテクノロジーがスポーツにもたらすもの
「スポーツビジネス創造塾 第2期」報告:講演編(その4)
変化の激しい「スポーツ×テクノロジー」は、今どのような状況にあり、今後の潮流はどう移り変わっていくのか。2018年5月に、4日間にわたって開催された「スポーツビジネス創造塾 第2期」で、Jリーグデジタルの濱本秋紀氏(講演当時はSAPジャパン)とソニーグループの山本太郎氏が、これからのトレンドについて…
-
スポーツ産業の拡大、その中核は「スポーツ×ヘルスケア」
「スポーツビジネス創造塾 第2期」報告:講演編(その3)
ITとの結び付きが急速に進んでいるスポーツビジネス。そこで耳目を集めるのは、エンターテインメントやマーケティング、競技力の向上といった分野である。だが、IT化によって、さらに大きな市場になる可能性を秘めた分野がある。「スポーツ×ヘルスケア」分野だ。
-
横浜DeNAベイスターズ、「スポーツ×まちづくり」の挑戦
「スポーツビジネス創造塾 第2期」報告:講演編(その2)
スポーツを軸にしたまちづくりの取り組みで注目を浴びているのが、プロ野球・横浜DeNAベイスターズの「横浜スポーツタウン構想」だ。「スポーツビジネス創造塾 第2期」に、同球団の木村洋太氏(執行役員 事業本部長)が登壇。ベイスターズがこれまでに実施してきた改革や、スタジアムづくり・まちづくりの施策を語っ…
-
「異業種×スポーツ」が、新たなビジネスを創造する
「スポーツビジネス創造塾 第2期」報告:ワークショップ編(その1)
2019〜2021年の国際メガスポーツイベントの開催を控え、日本のスポーツビジネスは大きな変革期を迎えている。この追い風を生かして新しいスポーツビジネスの創造を目指す人々が、2018年5月に開催された「スポーツビジネス創造塾 第2期」に集い、スポーツビジネスの未来を議論した。その模様をレポートする。
-
これからのスポーツビジネス、カギは「人材・体験・創造性」
「スポーツビジネス創造塾 第2期」報告:講演編(その1)
ラグビーW杯や東京オリンピック・パラリンピックなどメガスポーツイベントが続く日本。国内のスポーツビジネスは、否が応でもグローバル化の波にさらされる。2018年5月に開催された「スポーツビジネス創造塾」では、2人のキーパーソンが「スポーツ×グローバル」をテーマに講演した。
-
静岡県民球団の挑戦、野球通じた「多文化共生都市」構築へ
静岡県民球団・秋間建人氏インタビュー(後編)
野球を“手段”手段に、地域活性化を目指すことを目的としている独立リーグ「ベースボール・チャレンジ・リーグ(以下、BCリーグ)」。このリーグに、新たに参入を目指している組織がある。静岡県浜松市に拠点を置く、一般社団法人・静岡県民球団だ。同球団の理事・秋間建人氏へのインタビューの前編では、秋間氏がBC…
-
野球はあくまで手段 「静岡県民球団」BCリーグ目指すワケ
静岡県民球団・秋間建人氏インタビュー(前編)
日本で2番目の野球の独立リーグとして2007年にスタートした「ベースボール・チャレンジ・リーグ(以下、BCリーグ)」。野球ファン、スポーツファンからすると、この舞台に対する印象は、「NPB(日本野球機構)のドラフトから漏れた選手を育成する場所」あるいは「NPBを戦力外通告された選手が再起を賭けるリ…
-
夢のアリーナ実現への要件、Bリーグトップが語る「現在地」
「SPORTEC2018」報告(2)
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、年々注目度が高まる日本のスポーツ業界。こうした中で、スポーツビジネスの拡大を図っていくためにはどのような対応が求められ、どんなことに取り組んでいくべきなのか。日本最大級のスポーツ・健康産業の総合展示会「SPORTEC2018」(2018年7月25…
-
目標は世界最高峰の実現 卓球「Tリーグ」が見据える未来
「SPORTEC2018」報告(1)
2018年10月、日本で新しいスポーツのリーグが開幕する。卓球の「Tリーグ」だ。近年、10代で世界トップクラスの実力を持つ選手が複数登場するなどして国内でも人気が高まっている卓球だが、プロを頂点とするリーグを成功に導けるのか・・・。7月25~27日に東京ビッグサイトで開催された、日本最大級のスポー…
-
IT業界からJ2クラブに転身、気鋭の女性マーケターの挑戦
サッカーのJ2リーグに所属する栃木サッカークラブ(以下、栃木SC)は2018年5月、マーケティング戦略部長に江藤美帆氏を迎えた。江藤氏はスナップ写真を手軽に売買できるアプリ「Snapmart」の開発者としてIT業界ではよく知られた存在で、現在もスナップマート(本社・渋谷区)の非常勤顧問を務める。マ…
-
最先端1万人アリーナも、Bリーグ「新生川崎」の成長戦略
「個人的な見解としては5年以内をめどに1万~1万5000人を収容する最先端のアリーナを創りたい」。プロバスケットボール男子1部(B1)の川崎ブレイブサンダース運営会社の新社長に就任した元沢伸夫氏は、2018年7月4日に開催した事業戦略説明会で、将来構想の目玉として最先端アリーナの建設構想を披露した…
-
強いだけじゃダメ、主要プロリーグ関係者が語る経営のカギ
スポーツ業界への転職に興味・関心がある人を対象としたイベント「パ・リーグ キャリアフォーラム」が2018年5月25日、東京都千代田区で開催された。主催はパシフィックリーグマーケティングとパーソルキャリア。
-
常に有言実行、元ロッテ里崎氏が語るビジネス成功の秘訣
パシフィックリーグマーケティングおよびパーソルキャリアが主催するイベント「パ・リーグ キャリアフォーラム」が2018年5月25日、東京都千代田区のベルサール飯田橋ファーストで開催された。
-
リアルとの連携に期待、Jリーグが見る「eスポーツの力」
Jリーグ チェアマン・村井氏インタビュー(下)
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)はeスポーツに参入、2018年5月4日にeスポーツ大会「明治安田生命eJ.LEAGUE」の決勝ラウンドを開催した。eJ.LEAGUEの優勝者1名は、FIFA(国際サッカー連盟)が主催するeスポーツ大会「eWorld Cup」の予選大会「Global Series P…
-
サッカー関心層広げたい eスポーツ参入、Jリーグの思惑
Jリーグ チェアマン・村井氏インタビュー(上)
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)はeスポーツに参入、2018年5月4日にはeスポーツ大会「明治安田生命eJ.LEAGUE」の決勝ラウンドを開催した。プロスポーツリーグによるeスポーツへの参入は、米国のアメリカンフットボールNFLやバスケットボールNBAなど先例はあるが、国内では初の試みとなる。eJ…
-
インテル・ミラノに学ぶ、ブランド構築と満足度向上の鍵
「スポーツビジネス産業展」報告(4)
スポーツクラブの経営は、放送権料やスポンサー収入、そしてファンからの収益によって成り立っている。こうした収益を持続的に獲得していくためには、クラブ自身が相応のブランドを確立させていなくてはならない。どのような思考でクラブ経営に取り組めばそれが実現するのか。
-
Bリーグ1位の観客動員 千葉ジェッツ、選挙に学んだ集客術
「スポーツビジネス産業展」報告(3)
スタジアムやアリーナにいかに人を集め、リピーターに醸成するか――。これはあらゆるスポーツクラブにとって永遠のテーマだ。この問題に相対する上で大きなヒントとなるのが、BリーグNo1の集客力を誇る「千葉ジェッツふなばし(以下、千葉ジェッツ)」の代表取締役社長・島田慎二氏が実行した「選挙をモチーフにした集…
-
「全てのスポーツの本拠地」目指すDAZN 18年の強化策
「2018年も新たなコンテンツへの投資を進めるなどして、これまでのような成長を続けていく」――。サッカーJリーグとの「2017年シーズンから10年間で総額2100億円」という巨額の放映権契約の締結で、世間の耳目を集めた英Perform Group(パフォームグループ)が展開する、スポーツ専門のストリ…
-
「スポーツ体験」、2020年のレガシーどうつくるか
「スポーツアナリティクスジャパン2017」から(5)
テクノロジーの進化によって、「スポーツ体験」にも変化が起こりつつある。スポーツの楽しみ方は多様化する一方で、新たな課題も増えてきているのだ。日本スポーツアナリスト協会が主催した「スポーツアナリティクスジャパン(SAJ)2017」(開催は2017年12月2日)では、「テクノロジーがつくる近未来のスポー…
-
DAZN、Jリーグと10年間の長期契約の理由
英Perform Group CTO講演(後編)
「2017年シーズンから10年間で総額2100億円」。サッカーJリーグと巨額の放映権契約を締結した英Perform Group(パフォームグループ)が展開するのが、スポーツ専門のストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」だ。「将来的にスポーツのライブ配信はテレビからOTT(over the t…