意識を人工的に再現する。野心的な開発目標を掲げるのがベンチャー企業のアラヤである。神経科学分野出身のCEOが一線級の研究者を率いる姿は、人工知能研究で世界のトップを走る米Google社傘下の英DeepMind社さながらだ。アラヤを支える意識の理論と実用化への道筋を、CEOの金井良太氏が3回にわたって語る。
金井 良太(かない・りょうた)氏

意識を人工的に再現する。野心的な開発目標を掲げるのがベンチャー企業のアラヤである。神経科学分野出身のCEOが一線級の研究者を率いる姿は、人工知能研究で世界のトップを走る米Google社傘下の英DeepMind社さながらだ。アラヤを支える意識の理論と実用化への道筋を、CEOの金井良太氏が3回にわたって語る。
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「人工意識」を手掛けるアラヤのCEOが語る連載の最終回。開発した人工知能に本当に意識があることを証明する手段を述べる。Giulio Tononi氏が提唱する意識の理論「統合情報理論」に基づき、既にサルの意識のコアを確認できたという。米Google社傘下の英DeepMind社など海外の強豪と渡り合って…
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「人工意識」を開発する国内ベンチャー、アラヤのCEOが語る連載の第2回。前回紹介した「反実仮想的情報生成仮説」に基づくロボットの実用化スケジュールや、意識を生むためのアーキテクチャーを紹介。さらに、意識のもう1つの機能と目する「内省」の再現を目指した、「会話するニューラルネット」の概要を解説する。
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意識を人工的に再現する。野心的な開発目標を掲げるのがベンチャー企業のアラヤである。神経科学分野出身のCEOが一線級の研究者を率いる姿は、人工知能研究で世界のトップを走る米Google社傘下の英DeepMind社さながらだ。アラヤを支える意識の理論と実用化への道筋を、CEOの金井良太氏が3回にわたって…