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――遠隔診療をめぐる昨今の状況変化について、どう感じていますか。

 厚労省の通達も一つのキッカケにはなりました。ただしそれ以上に大きな変化は、コストのブレークスルーが起きたことです。数年前までは、遠隔診療のシステムを構築し動かそうと思ったら、数億円単位のコストがかかっていた。それがここにきて、通信コストの低下などによって1000万円台でシステムを組めるようになりました。

 ハードウエアにはまだ若干コストがかかりますが、アプリ(アプリケーションソフトウエア)については誰もが簡単に作れる環境が整いました。やはりスマートフォンやタブレット端末がここ数年で急速に普及したインパクトが大きかったですね。

 以前は“お金を持ってくる(調達する)ことが何よりも大切”という雰囲気が、遠隔診療の世界にもあったんです。今はそうではなくなりました。