前回大会を上回る好結果

 今回の世界選手権で日本代表はメダルこそ獲得できなかったものの、5勝2敗で46チーム中6位と好結果を残した。世界トップ6チームのみが入れる「Blueグループ」への昇格が決まった。この結果に対する、全員分析、そして日本代表アナライジングサポーター制度の貢献は大きい。

 岩本氏は大会を振り返り、導入の成果について以下の点などを挙げる。1. 選手のプレーの「質」に対する意識が向上した。2. 客観データと映像を活用したチーム内の良質なコミュニケーションが生まれた、3. 選手もサポーターも共に戦う意識を持つことで成長した。

 スポーツの試合に勝つためには、映像やデータの分析が重要であることは誰でも知っている。ところが、アマチュアスポーツやマイナースポーツの場合は、それを実践するリソースがチームに不足していることが多い。ラクロス男子日本代表の「チーム全員分析」は、スポーツ界の進化に向けた大きなヒントになるかも知れない。