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iPhone 8 Plus、Apple Watch Series 3、そしてiPhone Xと進めてきた今回の分解作業。一連の作業で、特に注意して見ていたのが無線給電機能だ。iPhone Xの分解を終えた今、その無線給電機能はiPhone 8 Plusのものと大差ないことが分かった。そこでこの番外編では、iPhoneの無線給電採用がスマホ業界に与える影響と、部品レベルの分析まで完了しているiPhone 8 Plusの無線給電機能の詳細について解説する。

 iPhoneへの採用で、無線給電は今後のスマートフォンの標準機能になるかもしれない。iPhoneが採用する前から、韓国Samsung Electronics社や、台湾HTC社がスマートフォンへの無線給電機能の採用を進めていた。ここにきてApple社が採用にかじを切ったことで、その他のスマートフォンメーカーなどに追随しようとする動きがみられる。

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 例えば、中国のスマホメーカーであるXiaomi社は2017年9月に、Qi(チー)規格の策定・普及を進める業界団体「Wireless Power Consortium(WPC)に参加した。Apple社は同年2月に加盟している。「韓国勢や台湾勢と比較して中国勢は無線給電の搭載に慎重だったが、Apple社のWPC参加や、iPhoneのQi規格対応の発表後、中国メーカーを中心に問い合わせが急増した」とQi対応の無線給電用ICを手掛けるロームの成清隆氏(ローム LSI本部 複合電源LSI商品開発部 ワイヤレスエナジー開発課 主席技術員)はいう。中国Huawei Technologies社も既にWPCのメンバーであり、今後中国メーカーのスマホの無線給電への対応が進みそうだ。

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