「自立太陽光」電気の販売方法

 FITからの自立を考えるうえで、「作った電気をどのように販売するか」という制度設計が、まず議論の対象となる。自由経済だからと言って完全に民間任せにしていては、電気の売り先がわからない太陽光オーナーも出てくるかもしれない。

 ただし、FITでないのだから、自由な競争原理が働くことが必要である。FITでは電力会社に再エネ電気の買い取りを拒否できない法律的措置を講じたが、非FITでは自由意思で電気の購入を選択できることになるだろう。

 逆に、電気の売り手としては購入してくれる電力会社を探さなければならない。ただ、その取引条件は電力会社によって異なることが予想されるので、自分にとって有利な取引先を選ぶことが必要となるだろう(図3)。

図3●「非FIT太陽光」による電気の販売方法
図3●「非FIT太陽光」による電気の販売方法
(出所:筆者の資料を基に日経BP作成)
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