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 2015年は、第5世代移動通信システム(5G)の議論が業界全体で本格化した年だった。2014年まではNTTドコモなど一部企業が5Gに向けた技術を積極的に発表してきたが、2015年は基地局メーカーや端末向けチップセットメーカーなど移動通信の技術開発に関わる各社が、一斉に、5Gに向けた考え方を表明した(関連記事1関連記事2関連記事3関連記事4関連記事5関連記事6関連記事7)。

5Gを想定した基地局
5Gを想定した基地局
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 ここにきて各社が5Gについて言及し始めたのは、2015年が5Gの標準化にとって重要なイベントが開催される年だったからだ。1つは、2015年に開催された3GPP TSG-RAN主催の「5Gワークショップ」。もう1つは11月に開催されたITU(国際電気通信連合)主催の「World Radiocommunication Conference 2015(WRC-15)」である。