ファナックは、協働ロボットのベンチャーであるライフロボティクスの全株式を取得し、買収したと発表した。ライフロボティクスは、肘関節がなく伸縮式の機構を持ち省スペースに設置できるロボット「CORO」を手掛ける。
ライフロボティクスは、産業技術総合研究所で伸縮式の機構を研究していた尹祐根氏(現在は同社 代表取締役 CEO&CTO)が2007年に創業した。創業当初はこの機構を介護分野向けに応用することを模索していたが、途中で事業をピボット(転換)。現在は製造業や外食産業など向けにCOROを提供している。
なお、日経Roboticsでは2018年3月号にて、化粧品業界におけるライフロボティクスのCOROの導入事例を紹介しています。