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レーダーや環境センサーを備える

LED照明を搭載
LED照明を搭載
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EV用充電器
EV用充電器
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 スマート街灯は、LED照明とEV用充電器、それに各種センサーと移動通信機能を備えたセンサーハブで主に構成する。センサーに関しては、24GHz帯のレーダーを搭載し、用途に応じて他のセンサーを加えていく考え。例えば、空気の汚染度や気圧を測る環境センサー、周囲でテロや事件が疑われるような大きな音が発生していないかどうかを調べるマイクなどである。

 レーダーには、車載用の品種を採用。周囲にいる人物を検知できる。カメラとは違い、個人を判別できないので、プライバシーの保護に向くとする。駐車場のそばにスマート街灯を配置することで、自動車の有無を検知して駐車場の空き状況が分かる。そのデータを集約して、ドライバーに伝えることで、空いている駐車場を探す手間を省ける。レーダーであれば、自動車が近づいていくのか、遠のいていくのか、どのくらいの速度で動いているのかなどが分かるので、そのデータを基に周囲の人に警告を発することもできる。

 レーダーの測定範囲はおよそ100mで、数mmの分解能を備える。他の種類のセンサーに比べて、天候や湿度の影響を受けずに測定できる点を利点とする。

 eluminocity社は、スマート街灯に向けた、レーダーや通信機能を備えたセンサーハブの参照デザインを開発済み。Infineon社の24GHz帯のレーダーIC「BGT24LTR」を2つ、同社のマイコン「IFX XMC4700」、同社のSecure Element(SE)「IFX Optiga」シリーズ、Intel社のLTEモデムIC「ELS61」などを搭載する。将来は、5Gの通信にも対応する考えである。

スマート街灯の利用イメージ(図:eluminocity社)
スマート街灯の利用イメージ(図:eluminocity社)
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