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 「ディープラーニングに適したマシン構成はどういうものかを突き詰めた結果、スパコンに行き着いた」(ヤフー データ&サイエンスソリューション統括本部 テクニカルディレクターの角田直行氏)。

 2017年6月発表のスーパーコンピューターの省エネ性能ランキング「Green500」で2位につけた「kukai(クウカイ)」は、ヤフーがPEZYグループのExaScalerの協力を得て開発した深層学習専用スパコンである(図1、関連記事)。狙いは、同社のサービスへの深層学習の適用を強化すること。今後の深層学習の利用の広がりを考えた時に、深層学習の大規模な実行環境を自社で持つことが必要と考えた。


図1 「kukai」の外観
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図1 「kukai」の外観
(写真:ヤフー)

 2015年末に、同社の宮坂学社長から「スパコンを作ろう」との号令がかかり、本格的に開発に着手したという。グループ企業でデータセンターを運営していることもあり、電力コストの低減を当初から目指し、その結果がGreen500の上位入賞に結びついた。