骨伝導技術を応用し、机や壁、箱などを直接振動させて音楽を再生できるスピーカーが登場した。BoCo(東京都中央区)が開発した「docodemo SPEAKER」である。日本経済新聞社のクラウドファンディングサイト「未来ショッピング」で2017年9月28日に出資の募集を開始し、既に目標支援額の9倍である900万円以上を集めている(クラウドファンディングのサイト)。

BoCoが骨伝導技術を応用して開発した手のひらサイズのスピーカーの振動子「docodemo SPEAKER」。
BoCoが骨伝導技術を応用して開発した手のひらサイズのスピーカーの振動子「docodemo SPEAKER」。
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 今回のスピーカーの特徴は、振動子が手のひらサイズと小型ながら、振動子を密着させた対象物を振動板として利用することで「豊かで迫力のある高音質サウンド」(BoCoの説明)を得られることである。音源とは3.5mmステレオジャックに直接接続するか、スマートフォンなどからBluetooth経由で受信できる。直接密着させる対象の素材や形状で音質が変わるため、ユーザーが好みの音質を出せる物を探すという楽しみ方もあると同社はみる。家庭内で利用する他にも、振動板として使える物さえあれば、外出先や屋外に持ち運んで利用できる。電源は充電式で、最長利用時間は約8時間である。

自動車のボンネットに製品を乗せれば、車両が丸ごとスピーカーに変身する。
自動車のボンネットに製品を乗せれば、車両が丸ごとスピーカーに変身する。
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