ニュース・トレンド解説
目次
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マイクロLEDに続々参入 加速する提携と、激化する競争
世界中のプレーヤーを一覧
マイクロLEDは、液晶や有機ELといった、従来のディスプレーの概念を大きく変える技術である。既に広く普及しているLEDそのものが一つひとつの画素として動作し、液晶や有機ELをしのぐ性能が得られる。マイクロLEDが普及すれば、ディスプレーのサプライチェーンは一変するだろう。「ディスプレーの破壊的技術」…
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日産社長が語った、完成検査員認定の「三菱自動車との差」
「現場の感覚とギャップのある基準を放置した」
日産自動車は2017年11月17日、車両の完成検査の不正(以下、検査不正)問題に関して国土交通省に報告書を提出。その後、同社の本社(横浜市)で会見を開き、報告書の内容について日産自動車社長兼最高経営責任者(CEO)の西川廣人氏と同社チーフコンペティティブオフィサー(CCO)の山内康裕氏が説明を行っ…
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人工流れ星、狙い通り光るのは「日本の技術のおかげ」
ALE、開発中の粒や人工衛星の概要明らかに
人工流れ星の開発を進めているALE(本社東京)は、開発中の流れ星の基になる“粒”や人工衛星の概要と開発状況を明らかにした。狙った地域で狙った時刻に流れ星を発生させるためには、流れ星の基となる”粒”を放出する速度と角度、タイミングを高精度で制御する必要がある。それを支えているのが日本の高い技術力という…
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Maserati社の新型「ギブリ」、運転支援システムを強化
日本市場で存在感を高める
イタリアMaserati社の日本法人は2017年11月7日、主力となるスポーツ車「ギブリ」の新型を発表した。ベース車両に加えて、「グラン ルッソ」と「グラン スポーツ」を用意。安全装備の充実を図り、「レベル2相当」(同社)の先進運転支援システム(ADAS)を搭載したのが特徴だ。
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トヨタとスズキ、2020年ごろにインドにEVを投入へ
トヨタ自動車とスズキは2017年11月17日、インド向け電気自動車(EV)の投入に関する覚書を締結したと発表した。両社が共同で開発・生産するEVを、2020年ごろにインドで発売することを目指す。
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神戸製鋼のデータ偽装品、出荷先の85%が安全を確認
神戸製鋼所は2017年11月17日、品質データを偽装した製品を出荷した525社のうち、約85%で一定の安全性を確認できたと発表した。前回(2017年11月10日)の発表時より4ポイント増えた。
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ダイハツのマレーシア専用車、ステレオカメラで自動ブレーキ
ダイハツ工業は2017年11月16日、マレーシア専用の小型車「Myvi(マイヴィ)」を全面改良して発売した。同国における生産・販売合弁会社のPerodua社と共同で企画・開発した車両である。
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車載ソフトの開発期間を3分の1に短縮したい、AGLリーダー
Linuxベースの車載ソフトウエアプラットフォーム「AGL(Automotive Grade Linux)」プロジェクトのリーダーであるDan Cauchy氏は2017年11月15日、横浜市で開催されたOpen Source Forumに登壇し、AGLの最新状況と今後の動向を語った。AGLは、オープ…
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人が考え付かない設計案を複数提示
米Autodesk社がジェネレーティブ・デザインツールを2018年中ごろに発売へ
米Autodesk社は2018年中ごろに、ジェネレーティブ・デザイン機能を持つソフト「Autodesk Generative Design(AGD)」をクラウド・サービスとして提供する。米国ラスベガスで同社が開催した「Autodesk University 2017」(2017年11月14~16日)…
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キヤノンも参戦、「自由視点」でスポーツ新映像体験
2017年11月4日、ラグビー日本代表が世界の強豪であるオーストラリア代表を日産スタジアム(横浜市)に迎えた“歴史的”な一戦。そこで、とある実証実験が行われていたことに気づいた人は少ないだろう。キヤノンが開発した「自由視点映像生成システム」である。
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スバルがリコールを届け出、対象車は39万5000台
完成車検査の不正が発覚したSUBARU(スバル)は2017年11月16日、対象となる車両のリコール(無償回収・修理)を国土交通省に届け出た。
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五輪特需「8Kリアルタイム配信」実現するデコーダー端末
8K(7680×4320ドット)で撮影している試合の超高精細映像を、パブリックビューイング会場の大型モニターでほぼリアルタイムに再生する――。2019年のラグビーW杯、2020年の東京五輪・パラリンピックという国際スポーツイベントの開催を控えて8K/4K映像の「リアルタイム配信」のニーズが高まるなか…
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クラウドでさまざまな3D-CADのユーザーと協業容易に
米Autodesk社、「Fusion 360」に「SOLIDWORKS」「Creo」「NX」データを取り込み
米Autodesk社は2017年11月15日、クラウドベースの3D-CAD「Fusion 360」に、3D-CAD「Autodesk Inventor」(同社)、「SOLIDWORKS」(フランスDassault Systemes社)のデータを取り込む「AnyCAD機能」を実装し、プレビュー版を同日…
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オリンパスがついに片眼型HMDを発売、光学技術で勝負
「アイトレック」ブランドを継承、B to B用途を模索
オリンパスは、新しい片眼型のヘットマウントディスプレー(HMD)「EyeTrek INSIGHT El-10」を開発した。開発者版として2017年11月末に米国で発売する。価格は約1500米ドル。同社のWebサイトの他、AmazonなどのECサイトを通じて販売する予定である。
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RJCカーオブザイヤー、栄光の座は“あの”コンパクト車に
技術部門は人気の軽自動車が受賞
特定非営利活動法人の自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)は2017年11月14日、「第27回(2018年度)RJCカーオブザイヤー」の受賞車両を発表した。同賞には国産車を対象にした「RJCカーオブザイヤー」、輸入車を対象にした「RJCカーオブザイヤー・インポート」、優秀な技術に対して授与する「R…
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軽自動車の枠から積極的に“はみ出す”、ダイハツの決断
「成功を恐れず、もっとファンになってもらおう。社内では今、こんな言葉が飛んでいる」。ダイハツ専務執行役員でCS本部本部長の生駒勝啓氏が、開発現場に“攻め”の雰囲気が広がりつつあることを明かした。
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神鋼の銅管製造子会社、2回目のJIS認証取り消し
神戸製鋼所は2017年11月15日、同社の子会社であるコベルコマテリアル銅管の秦野工場(神奈川県秦野市)で造る部品が、JIS(日本工業規格)の認証を取り消されたと発表した。同子会社は2017年10月26日に、別の部品でJIS認証を取り消されており、今回で2回目となる。
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Tektronixがオシロ新戦略、数カ月ごとに新版を提供
来日した米Tektronix社のオシロスコープ事業の責任者である、Christopher Witt氏(Vice President & General Manager, Time Domain Business Unit)に話を聞いた。オシロスコープに対するニーズの変化に対応するため、新たな戦略を立…
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DSM社、カーエレ部品を小型・軽量化する樹脂
オランダの大手化学メーカーDSM社の子会社であるディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックは2017年11月9日、新たな樹脂素材製品「ForTii Aceシリーズ」の第二弾として「JTX8」の販売を開始した。
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NNG社、ECU固有の信号波形で車載セキュリティー
CANメッセージの送信元を特定
車載ソフトウエアを手がけるハンガリーNNG社は2017年11月13日、東京都内で記者会見し、同社の車載サイバーセキュリティー技術「PIPS(Parallel Intrusion Prevention System)」について詳細を発表した。CAN(Controller Area Network)上…
日経クロステック Special
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