ニュース・トレンド解説
目次
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「エッジのAIをデータで差異化」、ThuderSoftに聞く
エレクトロニクス関連の開発/設計受託サービスを手掛ける中国Thunder Software Technology社(以下、ThunderSoft)。米Qualcomm社と組んで、アジアを中心にモバイル分野で事業を拡大してきた。モバイル分野に続いて、ThunderSoftが力を入れている分野がIoTと…
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タチエス、同業・異業種との連携で競争力強化
自動車メーカーと一体で開発を進めることが多い自動車メーカーの系列部品メーカー。独立系の部品メーカーは、そうした系列系の部品メーカーと違い、自動車メーカーから開発のテーマや目標値が示されることは少ない。開発のテーマや目標値の選定は通常、自社の判断による。そんな部品メーカーの一つが、自動車用シートを設計…
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車載機器のノイズを削減、JXTGが導電性ペーストを公開
EV化と自動運転化を商機に
JXTGエネルギーと同社傘下のタツタ電線は、車載機器の外乱やノイズを減らせる導電性のペーストを「オートモーティブワールド 2018」(2018年1月17~19日、東京ビッグサイト)で公開した。CFRP(炭素繊維強化樹脂)などの筐体表面に塗布すれば、軽量かつ信号の乱れが少ない機器を実現しやすい。需要は…
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外資ファンド傘下で元気にやってます、カルソカンセ社長
2017年5月に上場廃止して日産自動車系列を離れ、米大手投資ファンドKKR傘下に入ったカルソニックカンセイ。社長の森谷氏がKKRチームとひざを詰めて議論し始めて、約8カ月が経った。森谷氏にKKRとの関係や最近の課題について聞いた。
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「部品リールを探す時間、棚卸時間ゼロ」の秘策
実装部品の小型化や多品種少量生産が進むにつれて悩みのタネになるのが部品の管理・保管だ。かさばるリールを効率的に管理し、部品の取り出しや棚卸までこなす倉庫などの製品が登場している。
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Seeing Machines社、視線や瞬きから運転者の眠気を検出
赤外線カメラとFPGAで実現
視線検出アルゴリズムを手がけるオーストラリアSeeing Machines社は、ドライバー・モニタリング・システム(DMS)向けの開発プラットフォームを「オートモーティブワールド 2018」(2018年1月17日~19日、東京ビッグサイト)の米Xilinx社のブースに出展した。視線の向きや瞬きの回…
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車載タッチ画面を見えやすく、JXTGが透明導電フィルムを公開
ナノインプリント技術を適用
JXTGエネルギーは、抵抗値を下げながら視認性を高めた透明導電フィルムを開発し「オートモーティブワールド 2018」(2018年1月17~19日、東京ビッグサイト)で公開した。車載向けのタッチ機能付き液晶ディスプレーに適用し、大画面化に伴う応答速度の低下を防ぐ。消費電力の削減にも貢献する。
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トヨタの上級ミニバン、新世代のSafety Senseを初搭載
カメラとレーダーはデンソー製、車線中央維持も可能に
トヨタ自動車が部分改良して2018年1月8日に発売した上級ミニバン「アルファード」と「ヴェルファイア」は、同社の新世代予防安全システム「Toyota Safety Sense」を標準搭載した。新世代システムを搭載するトヨタの車種は、今回が初めてである。
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日産離れたカルソカンセ、OEMからこぼれる事業を丸ごとつかむ
自動車メーカーと資本関係のない独立系部品メーカーとして、再出発するカルソニックカンセイ。社長へのインタビューを基に、最大の課題である日産以外の取引先の拡大に向けた戦略を探る。
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日本からのクレームがゼロに、インフィニオン工場のIndustry 4.0
来日したシンガポールInfineon Technologies Asia Pacific社の Laurent Filipozzi氏(Vice President & Site Head Plant Singapore Backend Test Segment)は、独Infineon Technolo…
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新世代LabVIEWのNXG、2.0版が早くも登場
米National Instruments社は、計測・制御システム開発用ソフトウエア「LabVIEW NXG」をversion 2.0に更改した。日本法人の日本ナショナルインスツルメンツは新製品の国内報道機関向け発表会を2018年1月25日に実施し、同製品の出荷を開始した。
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音声やジェスチャーがAIプロセスの入力になる
Microsoft社が描くデジタル変革とIoTの未来
米Microsoft社は、AI(人工知能)による業務プロセスの入力データとして、人の音声やジェスチャーを積極的に活用する方針を示した。2018年1月25~26日に東京都内で開催した同社のプライベートイベント「IoT in Action - TOKYO」において、同社Partner Devices …
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スポーツ中継「主役はOTT」 DAZNが機能・コンテンツ強化
「全てのスポーツの本拠地になる」――。サッカーJリーグとの「2017年シーズンから10年間で総額2100億円」という巨額の放映権契約の締結で、世間の耳目を集めた英Perform Group(パフォームグループ)が展開する、スポーツ専門のストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」。2018年1月…
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モーターの組み立て工程を削減、寺岡製作所が粘着シートで
エポキシ樹脂、厚さ2倍以上に膨張
粘着テープなどを手掛ける寺岡製作所は、熱を加えると膨らむ粘着性のシート材を開発し「オートモーティブワールド 2018」(2018年1月17~19日、東京ビッグサイト)で公開した。モーター組み立ての工程や時間を削減できる可能性があるとして、自動車メーカーやモーターメーカーに納入しての試験を進めている。
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ASEANの配車サービス市場、2021年に279億ドルへ
フロスト&サリバンが予測
調査会社のフロスト&サリバン ジャパンは2018年1月25日、ASEAN(東南アジア諸国連合)の自動車市場に関する説明会を開き、配車サービス(Eヘイリング)の動向を紹介した。マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピンのASEAN主要6カ国における配車サービス市場は2016年…
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カルソニックカンセイ、EV用モーターと電池で提携検討
カルソニックカンセイ社長の森谷弘史氏は、電気自動車(EV)のモーターと電池について、「他社とのアライアンス(提携)を組んで、フルセットで手掛けたい」考えを明らかにした。現在、EV駆動系部品ではインバーターを量産している。モーターと電池を手に入れられると、EVの“三種の神器”が揃う。
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感度10倍のMEMS加速度センサー、消費電力半減、日立が開発
日立製作所は、車やスマートフォンに採用されるような市販のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)加速度センサーよりも高感度で、消費電力を50%以上削減したMEMS加速度センサーを開発した。
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日本特殊陶業、全固体電池や蛍光体にセラミックス技術を応用
次世代自動車の市場を狙う
エンジン用の点火プラグなどを手がける日本特殊陶業は、セラミックス技術に強みを持つ。ただ、エンジン用の部品には逆風が吹いていることから、セラミックス技術を活かした新規事業の開拓を進めている。次世代自動車向けの全固体電池や、耐熱性に優れた蛍光体の開発などだ。執行役員 技術開発本部本部長の小島多喜男氏に…
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クルマの表示系HMIに革新、2022年に窓が透明ディスプレー化
まずはサイドから、フロントは2030年以降に JDIが実現目指す
「新宿駅まで最短ルートで」――。僕の声に合わせてフロントウインドーの広範囲に地図と経路案内が広がる。助手席の妻は、サイドウインドーに映るSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の画面に夢中だ。——こんな未来がすぐそこまで来ている。
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ケーヒン阿部常務に聞く、「電動化はむしろチャンス」
PCUとBMSが強み
ホンダ系部品メーカーのケーヒンは、自動車業界で進む電動化の影響について、「むしろチャンス」(取締役 常務執行役員 開発本部長の阿部智也氏)と述べた。電動化で重要性が増す「パワー・コントロール・ユニット(PCU)」や「バッテリー・マネジメント・システム(BMS)」の技術力を強みに中国市場などで攻勢を…
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