ニュース・トレンド解説
目次
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Intelの10nmで次期ARM Cortex-Aコアが3.5GHz動作
インテルは、米Intel社のファウンドリー事業(Intel Custom Foundry)の最新状況に関して、「デジタルIC設計セミナー」(日本ケイデンス・デザイン・システムズ社とイノテックが2017年12月1日に開催)で講演した。受注可能なプロセスやその拡張版を中心に説明し、ARMコアの対応や後工…
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トヨタはEVで遅れているのか? 課題は電池
ナカニシ自動車産業リサーチ代表アナリストの見立て
ナカニシ自動車産業リサーチ(本社東京)代表アナリストの中西孝樹氏は2017年12月15日、都内でプレスブリーフィングを開催。質疑応答で、電気自動車(EV)に関連する質問に答えた。具体的には、トヨタ自動車のEV化の取り組みや、電池における同社とパナソニックとの提携、EVの進展による部品メーカーへの影…
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ラック型HCIアプライアンスで導入作業を60%削減、レノボ
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは2017年12月13日、ソフトウエア定義データセンター(Software Defined Data Center)向けブランド「ThinkAgile」に2つの新製品を追加した。米Nutanix社のHCI(Hyper Converged Infrastruc…
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「次のAIは自律動作マシン」、NVIDIAトップの将来ビジョン
「日本の時代がやってきた(Time is now for Japan)」。米NVIDIA社 Founder, President and CEOのJensen Huang氏は、国内メディアの記者を集めた懇談会で、「日本の市場をどう見るか」との質問にこう答えた。同社のGPUの用途が広がりつつあるこ…
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新手法で3D NANDフラッシュのさらなる大容量化に道筋
中央大学竹内健教授のグループが3D NANDのエラーを40%低減、保持時間を2.8倍に
中央大学 理工学部 教授の竹内健氏の研究グループは、3次元(3D)NANDフラッシュメモリーのさらなる大容量化を可能にする技術を開発した。大容量で低コストな3D NANDフラッシュメモリーではシリコン基板に対して垂直方向への電荷の移動がメモリーセルの信頼性を劣化させることを明らかにし、その改善手法…
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オムロン子会社、顔認識技術で運転者の状態を監視
2018年春からサービス提供
オムロンの子会社で社会システム事業を担うオムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は2017年12月14日、顔認識技術を応用して運転者の状態を監視するサービス「ドライブカルテ(DriveKarte)」を2018年春から提供すると発表した。物流や公共交通、カーシェア、リースといった事業者向けに提…
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「ソニーにない強み」がカギ、On Semi社の車載センサー事業
「自動運転時代の到来に向けて、着実に足場を固めてきた」――。米ON Semiconductor社Senior Vice President, Corporate Strategy & MarketingのDavid Somo氏が強気の姿勢を示した。存在感を高めているソニーを強く意識した発言だ。
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Nutanix HCIがハイパーバイザーのI/Oをマルチスレッド化
米Nutanix社の日本法人であるニュータニックス・ジャパンは2017年12月12日、ストレージやCPUなどのコンピューティングリソースを仮想化して、必要に応じて仮想マシンに割り当てるHCI(Hyper Converged Infrastructure)ソフトの最新バージョンを12月6日にリリースし…
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標準化が企業の競争力を高める、オラクル製造インダストリー担当
「Oracle CloudWorld Tokyo 2017」で講演した米Oracle社の製造インダストリー担当バイスプレジデントであるジョン・バーカス氏に、SCMアプリケーションのクラウド移行状況や移行のためのアプローチなどを聞いた。
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「AIの産業応用に本気」、グリッドや富士通ら日本連合設立
エネルギー事業やデータ解析などを手掛けるベンチャー企業のグリッド(GRID)は、富士通や伊藤忠テクノソリューションズ、TISらと共同で、「AIビジネス推進コンソーシアム」を2017年12月13日に設立した。製造業やインフラ、サービス業などの産業界におけるAI(人工知能)技術の本格的な活用を加速する狙…
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トヨタ、2030年までに電動車比率を50%(約550万台)に
トヨタ自動車は2030年までに、世界で販売する車両の50%以上を電動車両にする。トヨタとパナソニックが2017年12月13日に共同開催した車載用角型リチウムイオン電池の協業に関する会見で、トヨタ社長の豊田章男氏が明らかにした。
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新幹線の台車亀裂トラブル、モーターと車軸がズレて異音か
走行中の新幹線から異音がし、台車の割れなどの異常が見つかった。西日本旅客鉄道(JR西)によると、2017年12月11日の17時ごろ、「のぞみ34号」(博多駅13:33発、東京駅18:33着予定)の13号車の台車で、ギアボックス(歯車装置)への油付着などの異常が確認されたことから運転を取りやめた。
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SiC MOSFETの抵抗要因に「常識」を覆す新事実
三菱電機と東京大学がIEDM 2017で発表
三菱電機は東京大学と共同で、SiC MOSFETのチャネル抵抗に大きな影響を与える要因を特定した。その要因を抑制することで、チャネル抵抗を従来比で約1/3にできる見込みである。
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“クルマの賞典”、安全性高めたあのクルマが頂点に
2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー
今年一番優れたクルマを決める——。2017年12月11日、日本を代表する“クルマの賞典”「2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会が都内で開かれた。最新技術を搭載した31車種の中で、最終選考会に進んだ車両は10車種。栄えある頂点に輝いたのはあの欧州車だった。
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神鋼の品質データ偽装品、90%超の出荷先が安全性を確認
神戸製鋼所は2017年12月8日、品質データを偽装して出荷した製品の安全性確認の結果を発表した。出荷先525社のうち、約91%の478社で一定の安全を確認した。前回(2017年12月1日)の発表時より12社増えた。
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非競争領域と競争領域の見極めで効率的な開発へ
デンソーの幹部がドイツで見た開発手法
デンソーエグゼクティブフェローの中川雅人氏は2017年11月28日、ドイツでの製品開発について「第1回 日独デジタル化社会へ向けての対話」(主催:在日ドイツ商工会議所、衆議院第一議員会館)で講演した。人工知能(AI)やIoT(Internet of Things)などの発展により、技術開発ではスピー…
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調査:「データ分析は必要」9割以上だが、収集に難あり
「工場IoTの壁」調査の中間結果を先行公開
工場の機械・設備からデータを集め、分析して新たな知見を得る工場IoT(Internet of Things)化。その必要性に異論はないが、既設の設備でデータ収集できない――。
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神戸製鋼、アルミ板材工場もJIS認証の一時停止処分
子会社の神鋼メタルプロダクツは認証取り消し
神戸製鋼所は2017年12月8日、真岡製造所(栃木県真岡市)のアルミ板材工場が、JIS(日本工業規格)認証の一時停止処分を受けたと発表した。JISの認証機関である日本品質保証機構(JQA)が、同工場の品質管理体制に問題があるとして今回の処分を決めた。
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スマホでシネマ級動画の撮影やAI推論、Snapdragon 845
Snapdragon Tech Summit 2017で詳細発表
米Qualcomm Technologies社はハワイで開催中の「Snapdragon Tech Summit 2017」で、モバイル機器向けプロセッサーSoCのハイエンド製品「Qualcomm Snapdragon 845 Mobile Platform」の詳細を発表した。。
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TechShare、格安小型ロボットアーム「DOBOT」上位版を出荷開始
現場主導でライン内軽作業へのDIYロボット導入が可能に
オープンソースハードウエアなどを手掛けるTechShare(東京・江東、重光貴明社長)は中国Shenzhen Yuejiang Technologyが開発した小型ロボットアーム「DOBOT M1」の国内出荷を始めた。DOBOT M1は本体重量16kgと小型の4軸スカラー型ロボットアーム。
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