導入した積雪地用の太陽光パネルは、短辺側は従来のようなフレームの形状だが、長辺側はわずかに突起しているだけで、ほぼ段差がない形状となっている(図7)。

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図7●長辺側はほぼ段差がない
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図7●長辺側はほぼ段差がない
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図7●長辺側はほぼ段差がない
短辺側は従来と同じような段差がある(出所:日経BP)

 このため、横向きに設置すると、長辺側が低部となり、段差が少ないために、従来のようにアルミフレームによる段差によって、雪の滑りを止める効果が小さい。

 新生のメガソーラーでは、竣工してから間もないものの、ハッピーサービスの紋別市内の他のメガソーラーでは、パネル上に雪が残っている場合でも、この新パネル上からは雪が滑り落ちていることが多く、発電量の推移からも効果を実感できるという。

 今冬の紋別は、一回あたりの積雪量はそれほど多くないが、雪の降る日が多くなっているため、累積の積雪量が増えている。効果を実感しやすい状況にあるようだ。

 導入したパネルは、従来の48セル品から60セル品に大型化し、出力は従来の195W/枚から285W/枚に増した。その分、重量が増した。このため、架台の強度を増した(図8)。このパネルを5460枚並べた。

図8●60セル化に対応して架台の強度を増した
図8●60セル化に対応して架台の強度を増した
パネル低部の高さは約150cm(出所:日経BP)
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