嵐山町で水上太陽光発電所を運営する中で、とくに大きな問題は起きていないようだ。

 2018年に入って、関東では例年以上の雪が数回、降っている。2月初旬の降雪では、太陽インキ製造の工場内でも約20cmの積雪を記録した。

 しかし、水上に浮かぶ太陽光パネルには、雪が積もった翌日、すぐに溶けたり落ちたりして、発電は通常通りを維持できたという。

 水面は、地面ほど冷えることがない。これによって、寒冷期の太陽光パネルの表面は、地上に比べると暖かい環境にあり、そのために融雪が早いのではないかと推測している。

●発電所の概要
発電所名嵐山水上太陽光発電所
所在地埼玉県比企郡嵐山町「第3調整池」(嵐山花見台工業団地に隣接)
発電事業者太陽グリーンエナジー(埼玉県比企郡嵐山町)
面積約1万3300m2
連系出力1MW
太陽光パネル出力約1.153MW
年間予想発電量約134万kWh
初期投資約4億5000万円
EPC(設計・調達・施工)サービス三菱ケミカルエンジニアリング
太陽光パネル京セラ製
パワーコンディショナー(PCS)東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製(出力500kW機)
フロートシエル・テール・インターナショナル製
稼働開始時期2015年10月
売電価格(税抜き)36円/kWh
売電先東京電力グループ
●発電所の概要
発電所名嵐山大沼水上太陽光発電所
所在地嵐山町大字平澤字北山「大沼」(太陽インキ製造・本社工場の隣接地)
発電事業者太陽グリーンエナジー
PCS出力300kW
太陽光パネル出力     約318kW
年間予想発電量      約33万300kWh
初期投資約8600万円
EPCサービス三菱ケミカルエンジニアリング
太陽光パネルJAソーラー製
PCS TMEIC製(出力100kW機)
フロートシエル・テール・インターナショナル製
稼働開始時期2017年12月
送電先太陽インキ製造・本社工場(自家消費)