軽微変更を数度

 施工は佐藤組が担当し、設計・調達は協和エクシオが担った。

 設備認定上の軽微変更は、複数回に及んだ(図2)。まず、敷地内の一部が、農地の区分のままとなった場所があった。その住所を外す変更が必要になった。この変更によって、設置できる太陽光パネルの枚数が減るため、パネル出力を下げる変更も追加した。

図2●農地の区分のままの場所は用地から外した
図2●農地の区分のままの場所は用地から外した
左手前の三角状の部分(出所:協和エクシオ)
[画像のクリックで拡大表示]

 その後、パネルの設置方法の工夫により、設置できる枚数が約480枚増えた。この際にも、軽微変更を申請した。

 施工の特徴として、コンクリート2次製品による杭基礎の使い方、土砂の流出や排水への対策などを挙げている。

 杭基礎は、斜面に合わせ、アレイ(太陽光パネルを架台に固定する単位)ごとにパネルの角度を調整して設置した。また、台風や大雨の際、雨水や土砂が流れ出ないよう、水の流れを考慮した排水対策を講じた。さらに、クローバーなど背丈の低い複数の植物を植栽し、雑草の防止とともに、土砂や濁水の流出も防いでいる。