資産規模は1000億円に

 これまで東証インフラファンドに上場した5銘柄の運用会社に出資する主要スポンサーは、タカラレーベン、いちご、リニューアブル・ジャパン(東京都港区)、アドバンテック(東京都千代田区)、カナディアン・ソーラー・プロジェクト(東京都新宿区)と、メガソーラーの開発会社が主体だった。また、資産規模は、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(東京都新宿区)が最大規模(上場時73MW・取得額約300億円)だった。

 今年2月に上場したエネクス・インフラ投資法人が、今後、公表したパイプラインを予定通り、投資資産に組み込んでいけば、初めて、太陽光以外の再エネが、上場する投資法人の資産となり、ファンド規模も最大になる可能性がある。

 山本社長は、「今後、5~6年後には、運用資産の規模で1000億円程度まで拡大する見込み」としている。そうなると、機関投資家にとって資産規模が小さく運用対象になりにくいとされる現在の東証インフィラファンド市場が、活性化する可能性がある。

 また、さらに将来的に、FITによる買取期間が終了した際の対応について山本社長は、「伊藤忠エネクスグループには電力小売り会社があるので、こうしたグループ会社と連携することでFITを使わずに安定して売電先を確保し、発電事業で収益を上げ続けるシナリオも十分に考えられる」と言う。

●設備の概要
発電所名JEN防府太陽光発電所
住所山口県防府市鐘紡町217-7他
所有者エネクス・インフラ投資法人
取得額6億8000万円
設置面積2万5476m2
出力パネル出力約1.94MW、連系出力1.5MW
初年度想定発電量約2387MWh
EPC(設計・調達・施工)サービス東芝プラントシステム
O&M(運用・保守)防府エネルギーサービス
太陽光パネル東芝製(260W/枚・7464枚)
パワーコンディショナー(PCS)東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製(750kW機・2台)
接続箱独ワイドミュラー製
架台東芝プラントシステム製「KiTyシステム」
着工日2015年10月
売電開始日2016年1月
売電単価36円/kWh