レールを採用してねじ間隔が自在に

 その手順は以下だ。(1)太陽光パネルの裏にOT-Pロックの部品であるプレートをねじで取り付ける(図4)。(2)屋根側のパネル取り付け部を適切な位置に調整する(図5)。取り付けボルトはM10ボルトと3種ナットを使う。(3)プレートを取り付けたパネルを屋根側の取り付け部に仮付けする(図6)。(4)プレートの表裏を逆向きにすることで1枚の板のように重ね、座金を挟んで1種ナットで止めて締結する(図7)。

図4●パネルのフレームのねじ穴にプレートに取り付ける
図4●パネルのフレームのねじ穴にプレートに取り付ける
(出所:大津鉄工)
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図5●屋根側の取り付け部を適切な位置に調整
図5●屋根側の取り付け部を適切な位置に調整
(出所:大津鉄工)
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図6●プレートを付けたパネルを取り付け位置に仮付け
図6●プレートを付けたパネルを取り付け位置に仮付け
(出所:大津鉄工)
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図7●プレートを重ねて1枚の板のように合わせる
図7●プレートを重ねて1枚の板のように合わせる
(出所:大津鉄工)
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 屋根側の取り付け部は、ハゼ式の折板屋根の場合、折板接合部の突き出た部分を金具でつかむように固定する。そこに直接、OT-Pロックのプレートを固定する方式と、まず専用のレールを固定しておき、そこにOT-Pロックのプレートを固定する方式(OTフリーレールシステム)がある。

 OT-Pロックは、パネルフレームにもともと空いている穴を使ってねじ止めするため、ねじ穴の間隔と折板屋根の凸部の間隔が合わないと止められない。レール方式であれば、取り付け部(3種ナット)をレールに従ってスライドさせることで、どんなパネルや折板屋根の組み合わせでも、取り付けられる。「京都第一倉庫 太陽光発電所」でも、レール方式を使って、OT-Pロックを固定した(図8)。

図8●「京都第一倉庫 太陽光発電所」もレールの上に固定
図8●「京都第一倉庫 太陽光発電所」もレールの上に固定
(出所:日経BP)
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